第九演奏会
ツイート■ 12月23日、「クレアこうのす」で開催された、第九のコンサートへ行って来ました。
(T邸のオーナーが関係なさっているコンサートなので、無料チケットをいただき大変ラッキーでした。)
↑ 開演前の会場。大ホールの3階、舞台を見下ろすように全体を見渡せます。
鴻巣市、北本市、桶川市、上尾市に在住の市民合唱団が練習を重ね今日の公演日を向かえたとのことで、会場には関係する人々と思われる方々が多数おみえになっていました。チケットも完売で、関心の高さが伺われます。
主催者側の趣旨として、幅広く市民の方々にご来場いただきたいとのことで、小さなお子さん連れの方々も入場可にしていました。
子育て中の方々にもコンサートに来ていただける環境というのは大変よいことだと思います。
■ 演奏開始
東京交響楽団の方々が、徐々に舞台に着席し始め、緊張感と期待が高まってきました。指揮者の飯森さんが最後に現れ、舞台の中央で大きな拍手の中一礼、演奏がついに始まります。
しーんと静まり返った大ホール・・・指揮棒を構え集中と緊張が最大限に・・・・・「もう終わり?」と子供の声が場内に響き渡る・・・演奏は始まらない、指揮棒を構えじっとタイミングを計っていた飯森さんが振り返った!・・・おどけたしぐさをする飯森さん、くすくすと笑いが起こる、東京交響楽団の方々も笑っている・・・緊張感がとぎれ一気に和やかな雰囲気に包まれました。
指揮者の飯森さんは、とんでもないハプニングにとっさに対応し、会場のみなさんを一瞬にして味方にしてしまいました。
指揮者とは、楽団の指揮だけではなく、同時に会場のみなさんを指揮することも求められることがわかりました。やはり、一流の指揮者の方とはすごいものです。
その後、コンサートは観客まで含め、飯森さんの指揮を中心に続いていきました。忙しいさなかでしたが、師走の第九を充分堪能することができた思い出深い一日でした。
(3階中央にいましたが、まるで目の前にいるような音を感じることができました。これが音響設計というものかと感じ入りました。)
↑ 講演終了後の舞台。東京交響楽団の方々が退場され、次に合唱団の方々が退場しています。みんさんお疲れさまでした。
(子育てをしている方々にもコンサートを楽しんでもらうこと、子供達にもコンサートを体験してもらうこと、どちらも大変大切なことです。
どのようにルールを定め運用していくのか、難しい問題ですが逃げずに取り組んでいかなければならない問題だと思いました。)
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■主催: 第九実行委員会
■共催: 鴻巣市施設管理公社
■指揮: 飯森 範親
■管弦楽: 東京交響楽団
■ソリスト ソプラノ:羽根田 宏子 アルト:小川 明子
■テノール:樋口 達哉 バリトン:大塚 博章
■合唱 :第九合唱団
■会場 :「クレアこうのす」 埼玉県鴻巣市