ハッブル望遠鏡、131億光年前を見る
ツイート■ NHKスペシャル「ハッブル宇宙望遠鏡」をみました。
うれしいことに、宇宙の果て、つまり、ビッグバンの始まり(と言っていいのかわかりませんが)にどこまで近づけるのかという壮大なプロジェクトが確実に進んでいるようです。
この中で、ビックバン後、最初の星「ファーストスター」が、日本人の研究者によるコンピューターシュミレーションで見ることができました。なんと7年もかけて計算していたそうです。物理・数学とはすごいですね。宇宙の真理をあらわす数式で宇宙の始まりが計算できる・・・というよりは、宇宙の真理を数式で表すことができ、時間がかかるとはいえ、ファーストスターをコンピュータでシミュレーションできる時代になってきました。
ハッブル望遠鏡で撮影した131億光年の星たちは、シミュレーションであらわれたファーストスターを裏付けるものといえそうですが、これからの研究でどうなっていくのでしょうか?また、現在、ハッブル望遠鏡の後継機種として新しい望遠鏡を製作中だそうです。はたしてどこまで「先」を見ることができる性能があるのでしょうか?宇宙の真理の探求は果てしなく興味が尽きません。