「あきよし医院」-リノベーション工事Ⅲ-03-上吊り引き戸検討-2
ツイート■ 病室のドアを上吊り引き戸に改修するため、ドア撤去後、試作品を取り付けてみました。
↑ 建具工事開始
↑ 工場で作製してきた上吊り引戸用、半自動金物を取り付け
↑ 上吊り用金物に建具を吊下げました。
↑ 半自動なので、開けるのは手動、閉まるのは自動です。
上吊金物のレールが傾いているので、扉の重力で自動的に閉まります。
扉を開ける時、勢いがついた扉が戸尻側で衝撃がかからないようにブレーキがかかります。
また、扉を閉める時、勢いがついた扉が戸先側で衝撃がつき大きな音や指詰めがないようにブレーキがかかります。
↑ 室内側は樹脂製の把手ですが、廊下側は、(前回のブログで書きましたように)引きこみ把手を戸先に取り付けています。
↑ 扉の有効開口幅をなるべく取りたいため、戸先に引きこみ引手を取り付け、扉を全開できるようにしています。
扉を全開したときに、指詰めしないようにこのような形状にしました。
>>完成までのストーリー
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上吊金物:半自動片引吊戸HCS-30N(DAIKEN)
把手
室内側:ケアハンドル(ユニオン)
廊下側:No.807カインド引手L=300(ベスト)
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>>11 – サイン完成
>>10 – 特別室リノベ04
>>09 – 特別室リノベ03
>>08 – 特別室リノベ02
>>07 – 特別室リノベ01
>>06 – サイン計画
>>05 – 照明計画
>>04 – 廊下壁塗装検討
>>03 – 上吊り引き戸検討-2
>>02 – 上吊り引き戸検討-1
>>01 – デザイン開始・概要
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「あきよし医院」リノベーションⅢ
場所:福岡県太宰府観世音寺
構造:RC造3階建て
築年数:約30年
工事:㈱マベック
デザイン:信濃設計研究所