「あきよし医院」-リノベーション工事Ⅲ-08-特別室リノベ02
ツイート■ 特別室のリノベーション工事が進んでいます
○結露対策
↑ 解体工事が終わり、内装工事に進んでいます。
築30年ごろの建物は、必ずしも断熱性能が充分とは言えませんでした。この建物でもそのような状態であり、冬の現在
外気に面する壁の内側には結露が発生していました。一部壁仕上げに結露が染み込んでいる部分もあり、今回の工事では、
外気に面する内壁には断熱材であるウレタン吹付をすることにしました。左の写真で、窓のある壁にはボードが張ってありますが、
ここはコンクリートの壁にウレタン吹付をし、軸組を組んでボードを張っています。
また、窓は、単板ガラスなので、当然ながら結露が発生します。そこで、最近CMでもよくやっていますが、内付けサッシを
取り付けることになりました。後日、内付けサッシYKKAPプラマードUが取り付けられます。
↑ 天井工事=照明+煙感知器+スピーカー+点検口
実は天井にはいくつもの器具が取り付けられています。あまり気づかず生活していますが、デザインをしていると天井の器具を
どう取り付けていくのかは悩みどころです。
照明の配置だけ考えていては、煙感知器やスピーカー、点検口の位置がバラバラになり、完成してみたら散漫な天井に
なってしまいます。右側の写真では穴が幾つか開いていますがバランスが悪いのでこの場でレイアウト変更しました。
しかし、この時点のレイアウト変更は、工事的に問題もあります。それは、ボードを貼るための金属製のバーが天井内に
設置されており、レイアウトを変更する場合バーも一緒に直さないいけないからです。
結構厄介な工事となりますが、変更していただきました。
>>完成までのストーリー
—————————————————————-
>>11 – サイン完成
>>10 – 特別室リノベ04
>>09 – 特別室リノベ03
>>08 – 特別室リノベ02
>>07 – 特別室リノベ01
>>06 – サイン計画
>>05 – 照明計画
>>04 – 廊下壁塗装検討
>>03 – 上吊り引き戸検討-2
>>02 – 上吊り引き戸検討-1
>>01 – デザイン開始・概要
—————————————————————-
「あきよし医院」リノベーションⅢ
場所:福岡県太宰府観世音寺
構造:RC造3階建て
築年数:約30年
工事:㈱マベック
デザイン:信濃設計研究所