「続・山王R」05:大工工事
ツイート■ 山王マンション305号室の配管工事が終わり、大工工事が進んでいます。
今回の大工さんの工事は、「曲面」 部分があるので大変です。
はたして施工できるのかどうか、現場監督の井田さんと話し合いが続きましたが、大工さんの腕がよく計画どおりに施工できています。
↑ 既存の天井を曲面にくり抜き、新しい曲面の壁を作っています。
問題点は、
1,天井を曲面にくり抜くことができるのか?
2,くり抜くことができたとして、新しい曲面の壁を取り付けできるのか?
いずれも、施工できています。
↑ 床の曲面
天井に続き、床も曲面加工しています。この上にフローリングが張られますが、フローリングも曲面加工します。
リノベーションでの施工精度の考え方は、新築時の施工精度とは異なる考え方がよいのではないかと思っています。
それは、施工精度の程度を、デザインとして表現するということです。
新築時では考えられませんが、リノベーションの場合、時には、わざわざ粗い仕事にしてもらう場合もあります。部分部分で見るとまずいように感じますが、全体の雰囲気を考えると、そこだけ精度を上げても調和しないような場面もあるからです。
リノベーションでは、施工精度を調整することは、手抜きではなく、表現を選択することです。
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10-照明工事/カーテン工事
09-カーテンレール取付工事/エアコン工事
08-塗装工事
07-電線管
06-大工工事2
05-大工工事
04- 新設配管工事
03- 解体工事2
02- 現場見学
01- 解体工事1
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「続・山王R~NEW STANDARD RENOVATION~」:山王マンションリノベーションⅢ
場所:福岡県福岡市
山王マンション:築45年、RC6階建
元間取:3DK-48平米
所有:吉原住宅㈱
運営:㈱スペースR デザイン
施工:シーズ・クリエイションズ㈱(Shii’s Creations)
設計:信濃設計研究所/nano Architects