Ｈ２Ａ・２２号機は、２７日午後１時４０分、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられ、衛星は所定の軌道に投入されたそうです。正常に機能すれば、「レーダー」「光学」の衛星各２機の計４機セットで、地球上のどの地点も１日１回以上撮影できるようになり、10年遅れとはなりますが、当初計画の監視体制が整備されるとのこと。

Ｈ２Ａ打ち上げ成功は１６回連続で通算２１回目。増強型のＨ２Ｂ３機と合わせた成功率は９６％に上がったそうです。どんどん成功率を上げていって欲しいですね。

情報収集衛星とはいいますが、事実上の偵察衛星だそうです。今回は曇りや夜でも電波で地上を調べられるレーダー衛星の４号機。大きさや性能は詳しく公表されていないそうですが、２０１１年１２月に打ち上げた３号機と同等の機能で、地上の１メートル程度の物体を見分けられるとのこと。開発と打ち上げの費用は４７０億円。
実質的な成果はあげられているんでしょうか？