1月 10th, 2012
■工事も仕上げの段階になってきました。珪藻土塗りです。
↑珪藻土は職人さんがコテを使って施工します。左官工事といいます。
↑職人さんにとって施工態勢が非常に重要です。
しかし体をかがめながら施工しなければならない場所が多々あり苦労しながら施工していきます。
↑細かい部分も丁寧に施工
↑ 珪藻土:MGボーダー(日本ダイヤコム工業)
>>完成までのストーリー
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>>15 – 「放射冷暖房システム」
>>14 – タイル工事
>>13 – キッチン取付
>>12 – 螺旋階段取付
>>11 – アルミサッシカバー工法
>>10 – 珪藻土塗り
>>09 – ユニットバス設置
>>08 – 軽鉄下地+ボード張り
>>07 – 断熱工事・ウレタン吹付
>>06 – 間仕切り壁
>>05 – RC壁 – 開口補強
>>04 – 設備配管工事2
>>03 – 設備配管工事
>>02 – 解体
>>01 – 引越し
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マンションのリノベーション
場所:福岡市
工期:2011年9月末~2012年01月末
施工:スペースRデザイン
設計:nano Architects/信濃設計研究所
キッチン:リブレ株式会社
鉄骨階段:(株)稲沢鐵工
珪藻土:日本ダイヤコム工業株式会社・MGボーダー
放射冷暖房システム:ピーエス株式会社
無垢フローリング・皇杉:GAIN(ゲイン)
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ユニットバス
TOTO:マンション用RZシリーズ-1416サイズ
介護用ユニットバス
Panasonic:アクアハートKシリーズ-1620サイズ
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12月 14th, 2011
■ユニットバス(UB)の設置です。
ユニットバスは工業製品です。規格がキッチリと決まっており、工場で製作しますので、現場に持ってきたとき、想定されていた設置場所に飛び出したものがあると設置できなくなります。一番気を使うのは設計時にユニットバスの設置想定位置に「本当に飛び出したものがないのか」を、何度も検討することです。
↑ ユニットバスが設置されてた状態。サイズ1416。
↑ ユニットバスの浴槽。保温材がかぶせてあります。これがTOTOのお湯が冷めにくい「魔法びん浴槽」。
↑ ユニットバスの床パネル。想定通りの位置に設置。あらかじめ施工されていた排水管、給水管につなぎこみます。
↑ 設置完了。
↑ 上階の介護用ユニットバス。パナソニック・アクアハート1620サイズ。壁パネル。
↑ 設置完了。左側に見えるのが介護用ユニットバスの3枚引戸。介護用洗面台と洗濯機が隣に設置される。
右側にはトイレ。大型の引戸で写真のように開放できたり、閉めたりできる。
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場所:福岡市
工期:2011年9月末~2012年01月末
施工:スペースRデザイン
設計:nano Architects/信濃設計研究所
キッチン:リブレ株式会社
鉄骨階段:(株)稲沢鐵工
珪藻土:日本ダイヤコム工業株式会社・MGボーダー
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12月 7th, 2011
■ マンションのリノベーション:軽鉄下地+ボード張り
断熱材としてウレタン厚さ30mmを吹付け、軽鉄下地を設置し、その上にボードを張ります。
↑ 切り取られたRC壁の荒々しい解体跡が残っています。
↑ 天井下地。この上は、4Fのバルコニーなので、ウレタン吹付をしています。
↑ 軽鉄下地にボードを張り付けています。
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工期:2011年9月末~2012年01月末
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珪藻土:日本ダイヤコム工業株式会社・MGボーダー
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11月 30th, 2011
■ マンションのリノベーション:ウレタン吹付
昔の多くのRC造マンションは、断熱材が施工されていませんでした。
断熱がないことで、冷暖房効率の悪さ、慢性的な結露の発生による内装のカビ発生など、住環境にとして大きな問題が発生しています。
そこで、今回のマンションリノベーションでは、居住空間の良好な温熱環境を実現するために、次のような断熱対策をとっています。
1,断熱材としてウレタン厚さ30mmを吹付け
2,複層ガラスの内窓の設置
3,珪藻土を室内壁に施工
4,冷暖房機としてPS冷暖房機を利用
↑ ウレタン吹付
↑ 3階天井。上階に部屋があるため、天井面は折り返し500mm程度ウレタン吹付をします。
↑ 断熱施工後の2重床の施工。床ができてきました。
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工期:2011年9月末~2012年01月末
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設計:nano Architects/信濃設計研究所
キッチン:リブレ株式会社
鉄骨階段:(株)稲沢鐵工
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11月 25th, 2011
■ マンションのリノベーション:間仕切り壁
↑ 間仕切り壁施工中
↑ 窓の額縁を取付け。このあとウレタン吹付けをするので養生。
↑ 開口補強の部分に型枠を組み、コンクリートを打設していることろ
↑ コンクリート打設中・・・
↑ 給水管の水圧を測定しているところ。所定の水圧があることを確認。
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マンションのリノベーション
場所:福岡市
工期:2011年9月末~2012年01月末
施工:スペースRデザイン
設計:nano Architects/信濃設計研究所
キッチン:リブレ株式会社
鉄骨階段:(株)稲沢鐵工
珪藻土:日本ダイヤコム工業株式会社・MGボーダー
放射冷暖房システム:ピーエス株式会社
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11月 22nd, 2011
■ マンションのリノベーション:RC壁-開口補強
今回のマンションリノベーションでは、既存の鉄筋コンクリート(RC)の壁、つまり構造躯体も一部変更を加えています。
構造躯体に変更を加える場合、いろいろ厄介な手続きが必要です。
このマンションは1981年施行の「新耐震設計法」以前の建物であったため、まず、構造設計事務所に、「耐震診断」をしていただきました。
建物全体として、基準の耐力以上あることを確認した上で、新しいプランにそって既存RC壁を開口したときに、構造上問題がないのかを検証していただいています。その結果、一部RC壁に穴を開けた部分に開口補強をすることになりました。
↑ 既存のRC梁にケミカルアンカーされた鉄筋に、引張試験機を取付。
ケミカルアンカーが所定の定着強度を確保できているのかを引張試験をして確認しています。
↑ 2戸の戸堺であるRC造の間仕切り壁に穴を開け2戸をつなぎ、1つの居住空間としました。
耐力上問題があるために、開口補強を行いました。
↑ 引張試験機は、空気の力を利用して圧力をかけ鉄筋を引っ張り、基準以上を満たしているのかを確認します。
主筋であるこれらの鉄筋の他に、さらに鉄筋を配筋したあと、型枠を組み、コンクリートを流しこんで、柱状にします。
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マンションのリノベーション
場所:福岡市
工期:2011年9月末~2012年01月末
施工:スペースRデザイン
設計:nano Architects/信濃設計研究所
キッチン:リブレ株式会社
鉄骨階段:(株)稲沢鐵工
珪藻土:日本ダイヤコム工業株式会社・MGボーダー
放射冷暖房システム:ピーエス株式会社
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11月 16th, 2011
■ マンションのリノベーション:配管工事
↑ 建物内の竪管に繋がっていた排水管は竪管と共に撤去し、新たにコンクリートスラブ上に配管して、バルコニーに新設した竪管に繋ぎこむ
↑ バルコニーの新設竪管に向かって配管されている
給水管、給湯管、PS冷暖房機の配管も工事中
↑ PS冷暖房機配管。冷温水用の銅管(保温材が巻いてある)とドレン管。
↑ PS冷暖房機配管
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11月 8th, 2011
■ 解体工事がおわり、設備配管工事が始まりました。
給水管=水道
排水管=お風呂、トイレ、台所、洗面、洗濯などの排水
電気=照明、スイッチ、コンセントなどの電気配線
ガス=ガス給湯器、コンロなどのガス機器用の配管
情報=電話、テレビ、LAN、インターホン、防災などの配線
これらは、「ライフライン」といわれているように生活、というより生きていく上で欠かせないものです。
リノベーションにあたり、これらの設備をどのような考えの上で、どのようにリニューアルしていくのかは難しい問題です。
それは、どちらも必要ですが、「共用=みんなもの」と「個人=自分のもの」に分かれている場合があるからです。
また、共用の排水管が個人所有の空間に配管されているために、共用でありながら、個人のものに入り込んだり壊したりしないと
取り替えができない場合もあります。
今回のリノベーションでは、部屋の中にあった共用配管を、外部バルコニーへ出し新設しました。
今まで、排水の下抜き配管(=部屋の中の排水管が下の階の部屋へ配管)を床上配管に変更し、外部バルコニーの排水竪管につなぎこんでいます。
これは、排水管に問題があった場合、下の階の部屋に入らなければならない、排水の音が下の階に聞こえる、などの問題点を解決する手段でもあります。
また、床上配管ならば、次のリノベーションの時に、その部屋だけで工事が済みます。
このような考えのもとで工事が進んでいます。
↑ 解体後。内装で覆われていた躯体があらわれました。30数年ぶりにあらわれたコンクリートです。
↑ 給水管、排水管、冷暖房設備のPS用配管工事が進んでいます。間仕切り壁の軽鉄下地工事も始まりました。
↑ 排水管が床上に設置され、外部バルコニーの竪管に接続されます。
↑ 外部バルコニーに新たに設置された竪管。部屋にあった竪管を共用部外部バルコニーに出しました。
これで、問題があった場合でも、共用外部で対応できます。交換工事もすぐに対応できます。
↑ 電気。建設当時の配線用の管があらわれました。
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介護用ユニットバス
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