5月 10th, 2013
■アメリカのウェブマガジン『I Like Architecture』に「山王マンション305リノベーション」が紹介されました。
> I Like Architecture : ” The Times Transplantation Building by nano Architects “
プロジェクトメンバー
ビル所有:吉原住宅㈱
企画 / 運営:㈱スペースRデザイン
設計:信濃設計研究所/nano Architects
施工:シーズ・クリエイションズ㈱
写真:日髙 康智 (air studio)
概要
敷地住所:福岡県福岡市博多区博多駅南4-19-5
主要用途:1F・テナント / 2F〜6F賃貸マンション
主要構造:RC造6階建(1967年竣工)
延床面積:305号室 48平米
リノベ竣工:2012年12月
リノベーション, 掲載誌・記事 - No Comments »
タグ: I Like Architecture, リノベーション, 山王マンション, 福岡
5月 9th, 2013
■ 福岡市内のマンション、T邸のリノベーション工事が始まりました。
「解体工事」が始まりました。
今回のリノベーションでは、全て解体しスケルトン状態にするわけではありませんので、「どこを解体し、どこを残すのか」を間違いなく進めることが重要です。作ることを考えながらの解体です。
↑ 写真に写っている和室部分を解体し、LDKと一体的な空間となるように作り直します。
↑ 右側の壁部分にキッチンがあります。この部分の壁を取り外し、オープンなキッチンに作り直します。
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■ T邸 – リノベーション工事 – 工事工程
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T邸-リノベーション工事
場所:福岡市内
用途:分譲マンション築20年
設計:nano Architects
マンション, リノベーション - No Comments »
タグ: マンション, リノベーション, 福岡, 解体工事
5月 1st, 2013
■アメリカのウェブサイト『Architizer』で「山王マンション305リノベーション」が紹介されました。
The Times Trasplantation Building
About
■abstract
Sanno apartment was completed in 1967.Since 1967, this room has not been renovated.
This room has been renovated only after 45 years.
This room, which was completed in 1967, is a Japanese style.Resection of the part of the Japanese-style room, I transplanted the new style in 2012.Design concept is that the coexistence of two styles of different eras.My intention is to make the birth of the room with a new value.I believe that the use of Japanese-style room, which was completed in 1967, transplanted a new design, and can be given a new value in this room.
■The Times Trasplantation
Loss of value of the space left behind the times.
Cutting off a part of it and removed , trasplanted and compound a different times there.
There also seems to like a surgical operarion, but it is also like a plastic operation.
There are classified by 3parts of lifeline that is, first, “a drainage pipe, a service pipe, and a gas pipe” as vein, and “electric wire” as nerve, at last , that is “oil supply machines” as internal organs.
To displace the broken lifeline and transplant new items.
Space left behind the times in 1967.
Cutting an incision in the part of the interior that make up the surface like the skin.
The same way as the fresh air is brought through the open door, the world of 2012 is transplanted into the world of 1967.
It seemed as if value was lost in 1967 by remix of design effect that different times stand in line, new values like a new story were produced.
Paralleling of the world of 1967 and 2012, different times and design are born as combination of different times of the space.
< 英訳:Natsuki Maki >
“ザ タイムズ” トランスプランテーション ― “時代” 移植
取り残されたある時代の価値喪失空間。
その一部を切開、切除し、そこに異なる “時代” を移植し縫合する。
それはまるで外科手術のようであり、形成外科手術のようでもある。
血管ともいえる「給水管・排水管・ガス管」、神経ともいえる「電線」、
臓器ともいえる給湯器等の「住設機器」、傷んだこれらのもの を切除し新しい部材を移植、
基本的ライフラインの外科的更新。
時代から取り残された1967年の空間。
皮膚のように表層を構成する内装の一部を切開、切除する。
開いた扉から、新鮮な空気が入りこむように、2012年の世界が1967年の世界に入り込み移植される。
異なる時代が並列したデザインリミックス効果により、価値が喪失したように見えていた1967年空間が逆転し新しい物語=価値 が生み出される。
1967年の世界と2012年の世界、異なる時代・デザインが並列する、”時代様式並列空間”の誕生である。
プロジェクトメンバー
ビル所有:吉原住宅㈱
企画 / 運営:㈱スペースRデザイン
設計:信濃設計研究所/nano Architects
施工:シーズ・クリエイションズ㈱
写真:日髙 康智 (air studio)
概要
敷地住所:福岡県福岡市博多区博多駅南4-19-5
主要用途:1F・テナント / 2F〜6F賃貸マンション
主要構造:RC造6階建(1967年竣工)
延床面積:305号室 48平米
リノベ竣工:2012年12月
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タグ: Architizer, リノベーション, 山王マンション, 福岡
4月 27th, 2013
■ アメリカのウェブサイト『ArchDaily』で「山王マンション305リノベーション」が紹介されました。
「Times Transplantation Building 」
http://www.archdaily.com/364962/times-transplantation-building-nano-architects/
プロジェクトメンバー
ビル所有:吉原住宅㈱
企画 / 運営:㈱スペースRデザイン
設計:信濃設計研究所/nano Architects
施工:シーズ・クリエイションズ㈱
写真:日髙 康智 (air studio)
概要
敷地住所:福岡県福岡市博多区博多駅南4-19-5
主要用途:1F・テナント / 2F〜6F賃貸マンション
主要構造:RC造6階建(1967年竣工)
延床面積:305号室 48平米
リノベ竣工:2012年12月
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タグ: ArchDaily.com, リノベーション, 山王マンション, 福岡
4月 17th, 2013
■世界中で最も人気のあるデザインWebマガジンといわれている(?)「designboom」に掲載させていただきました。
「the times transplantation building by nano architects」
http://www.designboom.com/architecture/the-times-transplantation/
以下、「designboom」の紹介文です。
an abandoned japanese building from 1967 has been revived by japanese nano architects using a ‘transplantation’ method.
the original structure has undergone a metaphorical surgical operation – preserving the nostalgic elements of the architecture.
the internal spatial fabric has been characterized by classifying three different sections within the plan, highlighting
rudimentary industrial features such as exposed pipes and oli supply systems.
the renovation restores the legacy of the traditional japanese-styled quarters – providing a space that contrasts the early interior architecture of the late 1960s.
■山王マンションリノベーション305号室は、昨年の12月に完成しました。
『”ザ・タイムズ” トランスプランテーション the times transplantation ― ”時代” 移植』、というテーマで、以下のことについて考え、デザインしております。
1,「価値」と「時間」を考えなおす
2,「時代」を移植する
3,「45年間」をデザインする
4,「ビンテージ的視点」の必要性
5,「設備配管」についての対応
詳しい内容は、当サイト内のこちらをご覧ください。
→山王マンション 305号室 リノベーション
プロジェクトメンバー
ビル所有:吉原住宅㈱
企画 / 運営:㈱スペースRデザイン
設計:信濃設計研究所/nano Architects
施工:シーズ・クリエイションズ㈱
写真:日髙 康智 (air studio)
概要
敷地住所:福岡県福岡市博多区博多駅南4-19-5
主要用途:1F・テナント / 2F〜6F賃貸マンション
主要構造:RC造6階建(1967年竣工)
延床面積:305号室 48平米
リノベ竣工:2012年12月
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3月 20th, 2013
1年間デザインを学び、4月から2年生になる皆さんに、少しでも刺激になってくれればよいのではないかと思い開催しました「山王マンション」のリノベーションルーム見学会。今回は、「山王マンション」の6部屋のリノベーションルームの見学をすることができました。
↑ どの部屋も、方向性の異なるデザインなので、好みが異なる学生のみなさんのさりげない会話も大変参考になります。
自分が住む場合、自分がデザインする場合、自分がオーナだった場合、それぞれの立場で部屋に対する見え方が変わってきます。
デザインを学ぶということは、それぞれの立場、視点を考えることでもあります。見学会とは、ただ完成品を鑑賞するだけではなく、そのようなそれぞれの立場や視点を学ぶ場でもあるのではないかと思っています。
ストック時代をむかえている日本では、近代文明の中のストック文化を作っていかなければなりません。ストック文化とは、100年単位の営みの話になりますので、世代を超えて伝えていかなければならい文化です。これからも、なるべく若い方々にこういった見学会を通して、ストック文化について考えてもらえる機会を作っていこうと思っています。
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「山王マンション」リノベーションルーム
>>305号室 : ”時代”移植 ”ザ・タイムズ” トランスプランテーション
>>407号室 : ”時代”蘇生
>>603号室/402号室 :CQ
>>502号室 : ”古梁”
■山王マンションリノベーションⅠ期_2004年 ― 福岡のリノベーション黎明期
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1月 9th, 2013
■ 前回、[長崎県松浦市-03:昭和モダニズムRC集合住宅]で、存在感あふれる昭和モダニズム経年物件のご紹介をしました。その最後の一文に『まだ利用されているこの近代ビルヂング、まだまだ利用できそうです。化粧直しだけでもすれば、一気に若返えるのですが・・・』と書きました。
→ ということで、今回、建設当時から数年を経て、ちょっと汚れがついてきたぐらいの、若かりし頃の姿を再現してみました。
↑ 若かりし頃のビル。この街に、新しい時代の到来を告げる、モダニズム精神の象徴となっていたにちがいない。
↑ 現在の状況。異様なる存在感溢れる昭和モダニズム建築。集合住宅としてまだ生きています。
建設当時とくらべ、周囲に与える影響の方向性が変化している。
■ビルストック時代を迎えまだ日の浅い日本では、ビルの再生は幾つものハードルが立ちふさがり困難を極めています。
はたして、どのように経年物件の建築たちを有効に活用していけば良いのでしょうか?
この写真のように身近な建物を化粧しなおしてみる。これだけでも建物が周囲にあたえる影響は変わってきます。
個人、団体等の所有物であり、他の個人・団体が、とやかくいう権利はあまり認められていませんが、周囲にあたえる影響は大きいので、時代の流れとしては、あまりにもノイズを発するものは、ある程度の介入が許されるように動いてきています。(特に廃墟やゴミ屋敷などの外部不経済物件)
また、建物単体で勝手に考えるのではなく、その周辺の価値、点から面的価値の確保が求めれられる時代にもなっています。建物とその周辺、点から面へとイメージを拡大させることがストック時代には必要になってきます。
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長崎県松浦市-04:昭和モダニズムRC集合住宅-再生A
長崎県松浦市-03:昭和モダニズムRC集合住宅
長崎県松浦市-02:「ARIGATO」
長崎県松浦市-01:「西肥バス・松浦ターミナル」
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タグ: RC, マンション, 昭和モダニズム, 松浦市, 集合住宅
12月 19th, 2012
■ 山王マンション305号室、照明工事、カーテン取付工事が行われました。
↑ 照明が取り付けられました。
↑ 照明の大きさは3種類、高さも変えています。
↑ 電線管の経路をデザインし、玄関側から窓側まで連続するようにしています。その中に5つの連結場所に5つの照明をぶら下げました。これは、山王マンションが生き抜いてきた45年「1967年→70年→80年→90年→00年→10年→2012年」を表しています。
↑ ストリングカーテン
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10-照明工事/カーテン工事
09-カーテンレール取付工事/エアコン工事
08-塗装工事
07-電線管
06-大工工事2
05-大工工事
04- 新設配管工事
03- 解体工事2
02- 現場見学
01- 解体工事1
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「続・山王R~NEW STANDARD RENOVATION~」:山王マンションリノベーションⅢ
場所:福岡県福岡市
山王マンション:築45年、RC6階建
元間取:3DK-48平米
所有:吉原住宅㈱
運営:㈱スペースR デザイン
施工:シーズ・クリエイションズ㈱(Shii’s Creations)
設計:信濃設計研究所/nano Architects
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タグ: ストリングカーテン, マンション, リノベーション, 照明, 福岡