12月 9th, 2010
それは地球から通信ができない金星の裏側で起きた。
12月7日午前8時49分、金星を周回する軌道に入るための減速を行うため、逆噴射開始。
本来、金星を周回する楕円軌道に入るためには12分にわたり逆噴射をし続けなければならない。
しかし、「あかつき」は2~3分で逆噴射をやめた・・・。
数時間後、「セーフホールドモード」の「あかつき」が見つかる。
解析の結果金星を通りすぎていた。
「あかつき」は金星周回軌道突入を拒み太陽周回軌道を選んだ。
当初の任務は拒否したが、JAXAとの断絶はしなかった「あかつき」、6年後、再び金星に接近する・・・
2010年宇宙の旅のはじまりだ。
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12月 7th, 2010
本日、午前中に伝えられた、金星起動突入のための逆噴射後の通信途絶。
なんとか通信はできるようになったようだが「セーフホールドモード」になっており、詳しい状況は不明のようです。
「セーフホールドモード」:機体に異常が生じた際に、事態が悪化しないよう回転して探査機の方向を安定させ、太陽電池パネルによる発電量を最低限確保する仕組み。回転に伴い、アンテナから出る電波が10分周期で強弱を繰り返しているという。
果たしてどこを彷徨っているのか「あかつき」。「セーフホールドモード」・・・いいねえ。
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12月 7th, 2010
「あかつき」大丈夫か・・・。
宇宙航空研究開発機構は7日朝、探査機「あかつき」が金星上空に到達し、周回軌道に入るためのエンジン噴射を始めたと発表しましたが、あかつきは、噴射中に金星の陰へ入り、管制室(相模原市)との通信が途絶えました。
その後、陰から出たはずの時刻になっても、通信が復活しておらず・・・。
何らかの異常で噴射時間が9分20秒に満たないと、周回軌道に入れず、金星を通り過ぎてしまう可能性が高いそうです。現在、地球との距離は6400万キロ。通信に片道215秒かかるとのこと。
果たしてどうなるのでしょうか?
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12月 5th, 2010
■昨日、写真家の松本さんにお願いし、FDSの学生さん(1年生)と今年の4月に卒業したみなさんと共にデジカメ講座を開きました。
9月に第1回目を開きましたが、この時参加できなかったFDS(福岡デザイン専門学校)学生諸君や卒業生のみなさんもぜひ受講したいとのことで、松本さんにお願いし開催しました。
↑ アクロス福岡に集合。1年生が4人、卒業生が4人の計8人の参加でした。
↑ 松本さんの講義が始まりました。
↑ 影が綺麗に現れていました。
↑ 街灯と信号機
↑ みなさん夢中に撮っています
↑ 紅葉
↑ 旧福岡県公会堂貴賓館
↑ 屋外で人物撮影。いかに綺麗に人物を撮影するのかレクチャー。
↑ 冬
↑ 出会い橋へ
↑ 川の中で工事が行われていました。
↑ 広告するものがない広告塔
↑ イムズ前に移動。寒い中イベントが行われていました。
↑ ビルの狭間
↑ 警固公園に移動。イルミネーションを撮りました。すごい人出でした。
↑ 夜景を撮るのは難しいです。
↑ ヤマトのイルミネーションもありました。
■ 今回参加したみなさんは、デジカメを持っているのですが「オート」でしか撮ったことがないとのことでした。
まずは「マニュアル」で撮ってみようということで、1,露出、2,ホワイトバランス、3,感度、に絞ってレクチャーしていただきました。
この3つの機能だけ知っているだけでも、オートでは撮れないいい写真が撮れるようになります。
みなさん夢中で撮影した1日でした。
■ デジカメ講座講師
MAJI,ST 松本 和生 氏
フリーカメラマン
九州産業大学デザイン科非常勤講師
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11月 18th, 2010
■日本の理化学研究所など8か国の国際研究チームが、宇宙創成の際にできたとされる「反物質」の一種、反水素原子を瓶の中に閉じこめることに初めて成功したそうです。計38個の反水素原子が0・2秒間存在したことを確認・・・瓶の中に閉じ込め0.2秒間の存在、その後どこへ行ったのか?
どうやって作ったかというと・・・「加速器で作った反陽子と陽電子を特殊な瓶に入れて、磁場の中に閉じこめ、電気的な力でゆっくりかきまぜることで反陽子と陽電子1個ずつを結びつけ、反水素原子を生成。余った反陽子と陽電子を取り除き、反水素原子だけを瓶の中に封じ込めた。」
「反陽子」というのがあったのか。
「反物質」を初めて聞いたのは「さらば宇宙戦艦ヤマト」です。最後、反物質世界のテレサが超巨大戦艦を破壊するのですが、反物質という矛盾したような言葉の意味が魅力的で、勝手に色々なことを想像していましたが、そういったものではないようです。
「加速器」は構築物としても、デザインとしても、大変魅力的です。世界の加速器の紹介本、出版されないでしょうか?
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9月 21st, 2010
■ 写真家の松本和生さんにお願いし、学生諸君とともに、福岡の街を歩きながらデジカメの使い方を教えていただくというイベントを行ないました。
多くの方がデジカメを持っていますが、デジカメ任せの「オート」で撮ることが多く、マニュアル機能を使わずにいます。
そこで、松本氏のご提案で「露出」、「ホワイトバランス」、「感度」、に絞って使い方を教えていただき、普通のデジカメでもこれらの機能を使えば、デジカメで楽しく写真を撮ることができることを、学生諸君に体験していただきました。
午後4時にアクロス福岡に集合。学生諸君4人、松本さんと私の計6人で街に繰り出しました。
■まずは「貴賓館」。建物の撮り方や、西日への対応など教えていただきましたが、みなさん初めてでしたので、ただ撮るばかりです。
↑ 写真家の松本さん。いろんな機材を持ってきていただき、学生諸君に丁寧にご説明いただきました。
次に赤煉瓦館へ向けて移動。途中で色々撮りました。
水面はどう撮ったらよいのでしょう?
いい天気でした。
■赤煉瓦館へ到着。補修工事が行われていますので、綺麗な外観になっています。
水鏡天満宮の日本的な「鳥居」と、明治時代の西洋文化の象徴「赤煉瓦」が急接近。
逆光時のシルエットの撮り方を教えていただきました
■中洲出会い橋へ移動
きれいな空に月が出ていました。
みなさんちょっと疲れ気味
時間によって様々に変化する雲の表情。写真に残すのは難しいですね。
■最後の目的地「キャナルシティ博多」
ちょうど噴水ショーが始まったので、みなさんで撮影
■みなさんマニュアル撮影はあまり体験がなかったので、プロの写真家の松本さんと一緒に、デジカメの使い方を教わりながら撮影できた今回のイベントは好評でした。
日本の技術が作り出す高性能のデジカメですが、ほとんどその機能を利用することなく使っているのはもったいないことです。
「工業製品の機能利用率」の向上は、生活を豊かにし、楽しみも増やしてくれると思います。
デジカメに限らず、日本の高機能製品の使い方をどのように一般の利用者に伝えてゆくのかは、大きな課題です。
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6月 29th, 2010
■ 珪藻庵・オープニングイベントに参加させていただくことになりました。
九州大学箱崎キャンパスにあるユーザー感性学専攻の一室が珪藻土によって生まれ変わりました。「珪藻庵」と名付けられたその空間は、超微小な多孔性をもつ 珪藻土の作用により、「気」が循環する場となったのです。1200万年間の植物プランクトンの堆積から生まれた珪藻土に囲われた場を共有するなかで、われ われ自身の身体的な感覚の変容が実感できるかもしれません。「珪藻庵」のオープニングを記念して、珪藻土の場のなかで珪藻土について語り合いたいと思いま す。また、「珪藻土の声」というサウンド・インスタレーションも合わせて公開します。ぜひとも、珪藻土がつくる濃密な場にふれてみてください。
◆トーク「珪藻土からの想像力」
出演:山本俊樹(日本ダイアコム工業) 信濃康博(建築家) 吉原勝己(吉原住宅)
南博文(九州大学大学院人間環境学研究院) 藤枝守(九州大学大学院芸術工学研究院、作曲家)~進行
◆サウンド・インスタレーション「珪藻土の声」藤枝守
~~焼成した珪藻土の内部に織り込まれた無数の多孔性の空洞は、不可視でありながら豊かな音響世界が内包されている。この珪藻土の塊を水に沈める ことによって、この超微小な空洞に水が浸透し、その内部の空気がはき出されて微細な響きのパターンが生まれる。「珪藻土の声」ともいえるこの響きのパター ンは、時間的な推移のなかに顕在化した珪藻土の多孔空間の変容だといえる。このインスタレーションでは「珪藻庵」に塗られた同じ石川県七尾産の珪藻土が使 われている。
◆オープニング・レセプション
【企画】九州大学大学院統合新領域学府ユーザー感性学専攻(PTL)
日時 : 2010年7月2日(金) 19時スタート
場所 : 九州大学箱崎キャンパス・統合新領域学府ユーザー感性学(旧工学部五号館)6階・第2教員室
http://www.kyushu-u.ac.jp/access/map/hakozaki/hakozaki.html
—地図の表示の⑥「旧工学部五号館(統合新領域学府~ユーザー感性学)の建物です。
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