1月 29th, 2012
■ Y邸マンションリノベーション:キッチン取付です。
○ マンションのリノベーションの場合、RC(鉄筋コンクリート)の梁が、外壁まわりにある場合がほとんどです。
現在ではRC梁にはスリーブという排気用の穴が事前に設置されています。しかし、古いマンションでは、梁にスリーブが開いていることが少なく、梁の下の壁に30cm角の普通のプロペラファンが付いていることが多く、このマンションでもそのような状況でした。
建物を建てた後にRC梁にスリーブをあけることは建物の構造的に問題がありますのでやりません。また、今回のリノベーションの場合キッチンの位置を、既存の位置から移動したために、既存の換気扇の穴も利用できません。そこで、既存の引違いアルミサッシをカバー工法で新たなアルミサッシを取り付けることにしました。そして、室内側に新しく壁ができるところはパネル、バルコニーに出入り口が欲しいところに勝手口ドアを取り付けています。
↓ 引違い窓があった場所にカバー工法で新しいアルミサッシを取付
内側が壁になるところはパネルを取付け、バルコニー出入り口用に勝手口ドアを取り付けました。
↑ 室内側から見たところ。中央のパネルの穴が、キッチンフード排気ダクト取付用の穴
↑ キッチンフード用のダクトを取付。室内側の壁にはキッチンパネルが取り付けられています。
↑ ダイニング側の収納取付
←吊戸棚の取付。梁に合わせてオーダー。
↑ もう一台のキッチン取付
>>完成までのストーリー
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>>15 – 「放射冷暖房システム」
>>14 – タイル工事
>>13 – キッチン取付
>>12 – 螺旋階段取付
>>11 – アルミサッシカバー工法
>>10 – 珪藻土塗り
>>09 – ユニットバス設置
>>08 – 軽鉄下地+ボード張り
>>07 – 断熱工事・ウレタン吹付
>>06 – 間仕切り壁
>>05 – RC壁 – 開口補強
>>04 – 設備配管工事2
>>03 – 設備配管工事
>>02 – 解体
>>01 – 引越し
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マンションのリノベーション
場所:福岡市
工期:2011年9月末~2012年01月末
施工:スペースRデザイン
設計:nano Architects/信濃設計研究所
キッチン:リブレ株式会社
鉄骨階段:(株)稲沢鐵工
珪藻土:日本ダイヤコム工業株式会社・MGボーダー
放射冷暖房システム:ピーエス株式会社
無垢フローリング・皇杉:GAIN(ゲイン)
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ユニットバス
TOTO:マンション用RZシリーズ-1416サイズ
介護用ユニットバス
Panasonic:アクアハートKシリーズ-1620サイズ
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1月 16th, 2012
■既存の建物に螺旋階段を取り付ける場合、様々な検討が必要です。
・ 階段を支える建物の構造上の問題がないか
・ 螺旋階段をどのように現場に搬入するのか
・ 現場溶接をなしにできるか
・ 組立方式の螺旋階段でボルトを表面に出さない構造にできるのか
・ 繊細なデザインでありながら、強度が保てるのか
さらに、本計画では、将来的に3層ある階段を2層に変更することもできるように検討しています。
↑ 3層のたて穴。構造的検討をした上で鉄筋コンクリートの床に穴を開ている。
↑ 支柱を支える土台部分の施工。
鉄骨材を両端が建物本体のRC梁の上にのるように渡しその上に支柱を設置。
螺旋階段の重量を建物本体のRC梁でうけるようにしています。
↑ 最も重たい支柱を設置。すべて人力で行う。
↑ 支柱を建て、床の一部と連結。まずは各階のスラブ部分に設置した鉄骨と連結させる。
← RCスラブと支柱を取付け。この部分が階段踊り場となる。
↑ 鉄の段板も全て部品として持ち込みボルトで支柱に取り付ける。
ボルトが見えないように段板の内側で取付けられるようにしている。
手摺も部品として持ち込み表面から見えないようにボルトで取付け。
↑ 螺旋階段、支柱、踊り場、段板、手摺が取付完了
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>>02 – 解体
>>01 – 引越し
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マンションのリノベーション
場所:福岡市
工期:2011年9月末~2012年01月末
施工:スペースRデザイン
設計:nano Architects/信濃設計研究所
キッチン:リブレ株式会社
鉄骨階段:(株)稲沢鐵工
珪藻土:日本ダイヤコム工業株式会社・MGボーダー
放射冷暖房システム:ピーエス株式会社
無垢フローリング・皇杉:GAIN(ゲイン)
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ユニットバス
TOTO:マンション用RZシリーズ-1416サイズ
介護用ユニットバス
Panasonic:アクアハートKシリーズ-1620サイズ
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1月 13th, 2012
■マンションのリノベーションで問題点として、「窓」があります。
間取りを変更した時、アルミサッシ窓の部分を壁にしなければならない場合があります。
その時、一部は開閉できる窓、他の部分は壁などというように、新たな間取りに最適な大きさ・形式で新しい窓を取り付けたいところです。
しかし、既存のアルミサッシを取り外すとき、コンクリートに取り付けてある枠を取り外してしまうと、工事が大変である、アルミサッシとコンクリートの取り付け部分の雨仕舞いがよくない、などといった問題が残ります。
そこで、既存のアルミサッシの「枠」は残し、その「枠」の上に新しいアルミサッシをカバーするように取り付ける工法「カバー工法」を採用しました。
←もともとの引違い窓。左側の引違い窓を「カバー工法」で新しい窓に変更
↓
↑ 施工後。左側の引き違い窓を、勝手口ドア(左)とアルミパネル(右)に変更しました。
(右側の引違い窓は現況のまま)
↑ 外部から見たところ。青色のテープが貼られている部分がカバー工法で新しく取り付けたアルミサッシ。
勝手口ドアとアルミパネルの間には方立があり強度は保たれています。内部が壁になる部分はアルミパネルにしています。
↑ 外部アルミパネル部分の内側に内装の壁を取付。
アルミパネルに丸い穴があった部分には、キッチンフードの排気管が取り付けられました。
↑ キッチンが取り付け後。勝手口ドアがキッチン内にあります。ゴミ出しなどに利用。
キッチンフード部分もきれいに納まっています。
■ 4Fアルミサッシカバー工法
→
↑ カバー工法のアルミサッシ ↑ 新しく取り付けられたアルミサッシ内側はトイレになります。
→
既存躯体が歪んでいる時には、削らないと設置できない場合があります。
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マンションのリノベーション
場所:福岡市
工期:2011年9月末~2012年01月末
施工:スペースRデザイン
設計:nano Architects/信濃設計研究所
キッチン:リブレ株式会社
鉄骨階段:(株)稲沢鐵工
珪藻土:日本ダイヤコム工業株式会社・MGボーダー
放射冷暖房システム:ピーエス株式会社
無垢フローリング・皇杉:GAIN(ゲイン)
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TOTO:マンション用RZシリーズ-1416サイズ
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1月 10th, 2012
■工事も仕上げの段階になってきました。珪藻土塗りです。
↑珪藻土は職人さんがコテを使って施工します。左官工事といいます。
↑職人さんにとって施工態勢が非常に重要です。
しかし体をかがめながら施工しなければならない場所が多々あり苦労しながら施工していきます。
↑細かい部分も丁寧に施工
↑ 珪藻土:MGボーダー(日本ダイヤコム工業)
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場所:福岡市
工期:2011年9月末~2012年01月末
施工:スペースRデザイン
設計:nano Architects/信濃設計研究所
キッチン:リブレ株式会社
鉄骨階段:(株)稲沢鐵工
珪藻土:日本ダイヤコム工業株式会社・MGボーダー
放射冷暖房システム:ピーエス株式会社
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12月 14th, 2011
■ユニットバス(UB)の設置です。
ユニットバスは工業製品です。規格がキッチリと決まっており、工場で製作しますので、現場に持ってきたとき、想定されていた設置場所に飛び出したものがあると設置できなくなります。一番気を使うのは設計時にユニットバスの設置想定位置に「本当に飛び出したものがないのか」を、何度も検討することです。
↑ ユニットバスが設置されてた状態。サイズ1416。
↑ ユニットバスの浴槽。保温材がかぶせてあります。これがTOTOのお湯が冷めにくい「魔法びん浴槽」。
↑ ユニットバスの床パネル。想定通りの位置に設置。あらかじめ施工されていた排水管、給水管につなぎこみます。
↑ 設置完了。
↑ 上階の介護用ユニットバス。パナソニック・アクアハート1620サイズ。壁パネル。
↑ 設置完了。左側に見えるのが介護用ユニットバスの3枚引戸。介護用洗面台と洗濯機が隣に設置される。
右側にはトイレ。大型の引戸で写真のように開放できたり、閉めたりできる。
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マンションのリノベーション
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工期:2011年9月末~2012年01月末
施工:スペースRデザイン
設計:nano Architects/信濃設計研究所
キッチン:リブレ株式会社
鉄骨階段:(株)稲沢鐵工
珪藻土:日本ダイヤコム工業株式会社・MGボーダー
放射冷暖房システム:ピーエス株式会社
無垢フローリング・皇杉:GAIN(ゲイン)
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12月 7th, 2011
■ マンションのリノベーション:軽鉄下地+ボード張り
断熱材としてウレタン厚さ30mmを吹付け、軽鉄下地を設置し、その上にボードを張ります。
↑ 切り取られたRC壁の荒々しい解体跡が残っています。
↑ 天井下地。この上は、4Fのバルコニーなので、ウレタン吹付をしています。
↑ 軽鉄下地にボードを張り付けています。
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工期:2011年9月末~2012年01月末
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設計:nano Architects/信濃設計研究所
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11月 30th, 2011
■ マンションのリノベーション:ウレタン吹付
昔の多くのRC造マンションは、断熱材が施工されていませんでした。
断熱がないことで、冷暖房効率の悪さ、慢性的な結露の発生による内装のカビ発生など、住環境にとして大きな問題が発生しています。
そこで、今回のマンションリノベーションでは、居住空間の良好な温熱環境を実現するために、次のような断熱対策をとっています。
1,断熱材としてウレタン厚さ30mmを吹付け
2,複層ガラスの内窓の設置
3,珪藻土を室内壁に施工
4,冷暖房機としてPS冷暖房機を利用
↑ ウレタン吹付
↑ 3階天井。上階に部屋があるため、天井面は折り返し500mm程度ウレタン吹付をします。
↑ 断熱施工後の2重床の施工。床ができてきました。
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場所:福岡市
工期:2011年9月末~2012年01月末
施工:スペースRデザイン
設計:nano Architects/信濃設計研究所
キッチン:リブレ株式会社
鉄骨階段:(株)稲沢鐵工
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放射冷暖房システム:ピーエス株式会社
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介護用ユニットバス
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11月 25th, 2011
■ マンションのリノベーション:間仕切り壁
↑ 間仕切り壁施工中
↑ 窓の額縁を取付け。このあとウレタン吹付けをするので養生。
↑ 開口補強の部分に型枠を組み、コンクリートを打設していることろ
↑ コンクリート打設中・・・
↑ 給水管の水圧を測定しているところ。所定の水圧があることを確認。
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場所:福岡市
工期:2011年9月末~2012年01月末
施工:スペースRデザイン
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キッチン:リブレ株式会社
鉄骨階段:(株)稲沢鐵工
珪藻土:日本ダイヤコム工業株式会社・MGボーダー
放射冷暖房システム:ピーエス株式会社
無垢フローリング・皇杉:GAIN(ゲイン)
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TOTO:マンション用RZシリーズ-1416サイズ
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