11月 25th, 2011
■ マンションのリノベーション:間仕切り壁
↑ 間仕切り壁施工中
↑ 窓の額縁を取付け。このあとウレタン吹付けをするので養生。
↑ 開口補強の部分に型枠を組み、コンクリートを打設していることろ
↑ コンクリート打設中・・・
↑ 給水管の水圧を測定しているところ。所定の水圧があることを確認。
>>完成までのストーリー
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>>15 – 「放射冷暖房システム」
>>14 – タイル工事
>>13 – キッチン取付
>>12 – 螺旋階段取付
>>11 – アルミサッシカバー工法
>>10 – 珪藻土塗り
>>09 – ユニットバス設置
>>08 – 軽鉄下地+ボード張り
>>07 – 断熱工事・ウレタン吹付
>>06 – 間仕切り壁
>>05 – RC壁 – 開口補強
>>04 – 設備配管工事2
>>03 – 設備配管工事
>>02 – 解体
>>01 – 引越し
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マンションのリノベーション
場所:福岡市
工期:2011年9月末~2012年01月末
施工:スペースRデザイン
設計:nano Architects/信濃設計研究所
キッチン:リブレ株式会社
鉄骨階段:(株)稲沢鐵工
珪藻土:日本ダイヤコム工業株式会社・MGボーダー
放射冷暖房システム:ピーエス株式会社
無垢フローリング・皇杉:GAIN(ゲイン)
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ユニットバス
TOTO:マンション用RZシリーズ-1416サイズ
介護用ユニットバス
Panasonic:アクアハートKシリーズ-1620サイズ
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タグ: マンション, リノベーション, 住宅, 内装
11月 22nd, 2011
■ マンションのリノベーション:RC壁-開口補強
今回のマンションリノベーションでは、既存の鉄筋コンクリート(RC)の壁、つまり構造躯体も一部変更を加えています。
構造躯体に変更を加える場合、いろいろ厄介な手続きが必要です。
このマンションは1981年施行の「新耐震設計法」以前の建物であったため、まず、構造設計事務所に、「耐震診断」をしていただきました。
建物全体として、基準の耐力以上あることを確認した上で、新しいプランにそって既存RC壁を開口したときに、構造上問題がないのかを検証していただいています。その結果、一部RC壁に穴を開けた部分に開口補強をすることになりました。
↑ 既存のRC梁にケミカルアンカーされた鉄筋に、引張試験機を取付。
ケミカルアンカーが所定の定着強度を確保できているのかを引張試験をして確認しています。
↑ 2戸の戸堺であるRC造の間仕切り壁に穴を開け2戸をつなぎ、1つの居住空間としました。
耐力上問題があるために、開口補強を行いました。
↑ 引張試験機は、空気の力を利用して圧力をかけ鉄筋を引っ張り、基準以上を満たしているのかを確認します。
主筋であるこれらの鉄筋の他に、さらに鉄筋を配筋したあと、型枠を組み、コンクリートを流しこんで、柱状にします。
>>完成までのストーリー
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>>15 – 「放射冷暖房システム」
>>14 – タイル工事
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マンションのリノベーション
場所:福岡市
工期:2011年9月末~2012年01月末
施工:スペースRデザイン
設計:nano Architects/信濃設計研究所
キッチン:リブレ株式会社
鉄骨階段:(株)稲沢鐵工
珪藻土:日本ダイヤコム工業株式会社・MGボーダー
放射冷暖房システム:ピーエス株式会社
無垢フローリング・皇杉:GAIN(ゲイン)
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11月 16th, 2011
■ マンションのリノベーション:配管工事
↑ 建物内の竪管に繋がっていた排水管は竪管と共に撤去し、新たにコンクリートスラブ上に配管して、バルコニーに新設した竪管に繋ぎこむ
↑ バルコニーの新設竪管に向かって配管されている
給水管、給湯管、PS冷暖房機の配管も工事中
↑ PS冷暖房機配管。冷温水用の銅管(保温材が巻いてある)とドレン管。
↑ PS冷暖房機配管
>>完成までのストーリー
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>>15 – 「放射冷暖房システム」
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>>02 – 解体
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マンションのリノベーション
場所:福岡市
工期:2011年9月末~2012年01月末
施工:スペースRデザイン
設計:nano Architects/信濃設計研究所
キッチン:リブレ株式会社
鉄骨階段:(株)稲沢鐵工
珪藻土:日本ダイヤコム工業株式会社・MGボーダー
放射冷暖房システム:ピーエス株式会社
無垢フローリング・皇杉:GAIN(ゲイン)
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11月 8th, 2011
■ 解体工事がおわり、設備配管工事が始まりました。
給水管=水道
排水管=お風呂、トイレ、台所、洗面、洗濯などの排水
電気=照明、スイッチ、コンセントなどの電気配線
ガス=ガス給湯器、コンロなどのガス機器用の配管
情報=電話、テレビ、LAN、インターホン、防災などの配線
これらは、「ライフライン」といわれているように生活、というより生きていく上で欠かせないものです。
リノベーションにあたり、これらの設備をどのような考えの上で、どのようにリニューアルしていくのかは難しい問題です。
それは、どちらも必要ですが、「共用=みんなもの」と「個人=自分のもの」に分かれている場合があるからです。
また、共用の排水管が個人所有の空間に配管されているために、共用でありながら、個人のものに入り込んだり壊したりしないと
取り替えができない場合もあります。
今回のリノベーションでは、部屋の中にあった共用配管を、外部バルコニーへ出し新設しました。
今まで、排水の下抜き配管(=部屋の中の排水管が下の階の部屋へ配管)を床上配管に変更し、外部バルコニーの排水竪管につなぎこんでいます。
これは、排水管に問題があった場合、下の階の部屋に入らなければならない、排水の音が下の階に聞こえる、などの問題点を解決する手段でもあります。
また、床上配管ならば、次のリノベーションの時に、その部屋だけで工事が済みます。
このような考えのもとで工事が進んでいます。
↑ 解体後。内装で覆われていた躯体があらわれました。30数年ぶりにあらわれたコンクリートです。
↑ 給水管、排水管、冷暖房設備のPS用配管工事が進んでいます。間仕切り壁の軽鉄下地工事も始まりました。
↑ 排水管が床上に設置され、外部バルコニーの竪管に接続されます。
↑ 外部バルコニーに新たに設置された竪管。部屋にあった竪管を共用部外部バルコニーに出しました。
これで、問題があった場合でも、共用外部で対応できます。交換工事もすぐに対応できます。
↑ 電気。建設当時の配線用の管があらわれました。
>>完成までのストーリー
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>>02 – 解体
>>01 – 引越し
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マンションのリノベーション
場所:福岡市
工期:2011年9月末~2012年01月末
施工:スペースRデザイン
設計:nano Architects/信濃設計研究所
キッチン:リブレ株式会社
鉄骨階段:(株)稲沢鐵工
珪藻土:日本ダイヤコム工業株式会社・MGボーダー
放射冷暖房システム:ピーエス株式会社
無垢フローリング・皇杉:GAIN(ゲイン)
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11月 6th, 2011
■ マンションリノベーション「Y邸」:解体工事が始まりました。
今回のリノベーションは、建物全体の耐震診断と耐震設計をしています。
その上で新しいプラン確定後、躯体部分である壁と床を一部解体して構造的に問題がないか、新たに建物全体の評価をし、構造的に問題がないのを確認しております。
構造的に問題がないのを確認し、市役所と所轄の消防署へ出向き報告の上工事がはじまりました。
トリプレット:新しいプランでは床に穴を開け3層をつなぎ螺旋階段を取り付けます。
間取り変更:間取りが全く変わりますので、多くのRC間仕切り壁を解体します。
断熱:断熱がありませんでしたが、ウレタンを30mm吹付けします。
内窓:断熱のためアルミ内窓を取り付けます。
床上配管+共用配管:床下配管を床上配管に変更、新設。さらに共用配管を外部バルコニーに新設します。
冷暖房:冷暖房にPSシステムを設置します。
仕上げ:床は無垢の杉フローリング材「皇杉」。壁は珪藻土を使用します。
←コンクリートの残骸
←壁のモルタルを剥がしています。
←解体されたRC壁
↑ 残された縦配管。バルコニーに共用配管を新設するので、これは撤去します。
↑ 床スラブの解体。ここに螺旋階段を新設します。
↑ 大きく開口されたRC壁。
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>>07 – 断熱工事・ウレタン吹付
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>>03 – 設備配管工事
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マンションのリノベーション
場所:福岡市
工期:2011年9月末~2012年01月末
施工:スペースRデザイン
設計:nano Architects/信濃設計研究所
キッチン:リブレ株式会社
鉄骨階段:(株)稲沢鐵工
珪藻土:日本ダイヤコム工業株式会社・MGボーダー
放射冷暖房システム:ピーエス株式会社
無垢フローリング・皇杉:GAIN(ゲイン)
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ユニットバス
TOTO:マンション用RZシリーズ-1416サイズ
介護用ユニットバス
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6月 9th, 2011
■ 「あきよし医院」リノベーション サイン完成
「あきよし医院」リノベーション:2F廊下、サインです。
サインのデザインは、日本の公共施設にとって課題の一つです。
当初のデザインで作られたサインが機能せず、後付で取り付けられたサインが数多く見られます。
多くの場合、当初のサインが残されたまま、手書きの大きなサインが無造作に貼りつけられ、せっかくの空間が
陳腐なものになってしまうことも多々日常的に見られます。
■ 今回のリノベーションの目的は、機能面で患者さん看護婦さんお医者さん共に使いやすくすること、
事務所的な雰囲気を温かみのある空間にすること、です。
↑ 2階:階段ロビー
↑ もともと外開きの開きドアが付いていましたが、バリアフリー化のため上吊り半自動引き戸にリニューアルしています。
廊下に出っ張らないように、引き戸は病室内に取り付けています。そのためコンクリートの壁の厚みがそのまま廊下にあらわれてきます。
そこで、病室の室名番号サインはこの厚みを利用して設置しました。
↑ 2階廊下:引き戸+照明+サイン
○ 病室ドアを引き戸にリニューアル。
○ サインは壁の厚みを利用し、カッティングシートで貼付け、正面と側面からと両方から確認できるようにする。
○ 氏名プレートは部屋番号の下部に取付。
○ 照明(LEDダウンライト)は、ドアの横のサイン上部に来るように、かつ、廊下全体でも同間隔に割付できるように配置する。
↑ サイン検討スケッチ
↑ 階段部分:2階廊下全体のサイン
↑ 病室サイン上部にLEDダウンライト(断熱施工型)設置。
↑ 階段部分に設置された2階全体サイン。カッティングシートを壁に貼り付け。
>>完成までのストーリー
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サイン:カッティングシート壁に貼付け、病室番号サイン:アクリル板
LEDダウンライト:小泉照明:LED6球(15.3W)(100Wクラス)電球色
天井・壁を塗装
巾木は背の高いH=300のソフト巾木
ドアを半自動上吊り引戸に変更
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>>11 – サイン完成
>>10 – 特別室リノベ04
>>09 – 特別室リノベ03
>>08 – 特別室リノベ02
>>07 – 特別室リノベ01
>>06 – サイン計画
>>05 – 照明計画
>>04 – 廊下壁塗装検討
>>03 – 上吊り引き戸検討-2
>>02 – 上吊り引き戸検討-1
>>01 – デザイン開始・概要
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「あきよし医院」リノベーションⅢ
場所:福岡県太宰府観世音寺
構造:RC造3階建て
築年数:約30年
工事:㈱マベック
デザイン:信濃設計研究所
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タグ: サイン, リノベーション, 照明
3月 4th, 2011
■ あきよし医院リノベーション工事Ⅲ-特別室の工事も終盤です
■築30年を過ぎた建物は、現在のような断熱をしている建物は少ないです。
この建物も断熱をしていなかったため、外壁側の窓と壁には床に水がたまるほどの結露が発生していました。
そこで今回特別室のリノベを行うに伴い、外壁側の壁にウレタン吹付断熱を施工し、窓には内窓を取り付けました。
下の写真は、既存のアルミサッシの内側に内窓サッシを取り付けたところです。
外壁側にはウレタン吹付をしてボードを新たに張っていますので、内窓サッシを取り付けても壁の厚みがあるので
すっきりした納まりになっています。
色は、木製建具と同色のダークブラウンにしています。
↑ 既存アルミサッシの内側に新たに内窓用のアルミサッシを取り付けたところです。
↑ 既存アルミサッシは、3分割されたはめ殺し窓(FIX窓)でした。
その割に合わせて、真ん中がFIXで両側が引き戸になった内窓サッシを取り付けたところです。
■クリスタルカウンタ取り付け
特別室なので単なる洗面器ではなく、グレードの高い洗面カウンタである「クリスタルカウンタ」(TOTO)を取り付けました。
これはボウル一体型のカウンタなので、汚れやお手入れがしやすいものとなっています。
給湯施設がないので、小型の電気温水器(3L)を取り付けて、お湯も使えるようにしています。
↑ カウンタを支持するブラケット取り付け ↑ ブラケットの上にカウンタを設置
↑ 設置完了。ボウル一体型のなのでスッキリしたデザインで、お手入れも楽です。
カウンタ上部の壁は水に強いメラミン化粧板を張っています。
■便器取り付け
特別室なので、トイレが設置されていましたが、大変狭いトイレでしたので、タンクレストイレにしました。
前便器の排水孔が手前にあり、そのまま普通の便器は取り付けることができない状態ですので、
リモデル用の便器を使っています。
給水用の配管なども考慮し、壁を少しふかしてタンクレストイレを設置しました。
これで、以前よりもだいぶ広いトイレとなりました。
>>完成までのストーリー
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>>11 – サイン完成
>>10 – 特別室リノベ04
>>09 – 特別室リノベ03
>>08 – 特別室リノベ02
>>07 – 特別室リノベ01
>>06 – サイン計画
>>05 – 照明計画
>>04 – 廊下壁塗装検討
>>03 – 上吊り引き戸検討-2
>>02 – 上吊り引き戸検討-1
>>01 – デザイン開始・概要
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内窓サッシ:「プラマードU」(YKKAP)
洗面カウンタ:「クリスタルカウンタ、ボウル一体型」(TOTO)+小型電気温水器「湯ポット」(TOTO)
便器:タンクレストイレ「ネオレストD1(フタなし)」(TOTO)
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「あきよし医院」リノベーションⅢ
場所:福岡県太宰府観世音寺
構造:RC造3階建て
築年数:約30年
工事:㈱マベック
デザイン:信濃設計研究所
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2月 28th, 2011
■ 特別室:建具工事、内装工事
他の病室と同様に、ドアを取り外し半自動上吊り引戸にしています。
特別室は、他の病室とは異なるデザインとしているため、室内側の仕上げを変えました。
↑ 室内側:ダークブラウンの仕上げ ↑ 廊下側:他の建具と同様の仕上げ
↑ トイレの建具もダークブラウン ↑ トイレ内:既存タイルの上にカチオン処理、クロスを張ります。
↑ 床のビニル床シート工事開始 ↑ 天井のパテ処理も終わりクロス工事に移ります。
>>完成までのストーリー
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>>11 – サイン完成
>>10 – 特別室リノベ04
>>09 – 特別室リノベ03
>>08 – 特別室リノベ02
>>07 – 特別室リノベ01
>>06 – サイン計画
>>05 – 照明計画
>>04 – 廊下壁塗装検討
>>03 – 上吊り引き戸検討-2
>>02 – 上吊り引き戸検討-1
>>01 – デザイン開始・概要
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「あきよし医院」リノベーションⅢ
場所:福岡県太宰府観世音寺
構造:RC造3階建て
築年数:約30年
工事:㈱マベック
デザイン:信濃設計研究所
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