「続・山王R」10:照明工事/カーテン工事

12月 19th, 2012

■ 山王マンション305号室、照明工事、カーテン取付工事が行われました。


↑ 照明が取り付けられました。


↑ 照明の大きさは3種類、高さも変えています。


↑ 電線管の経路をデザインし、玄関側から窓側まで連続するようにしています。その中に5つの連結場所に5つの照明をぶら下げました。これは、山王マンションが生き抜いてきた45年「1967年→70年→80年→90年→00年→10年→2012年」を表しています。


↑ ストリングカーテン

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10-照明工事/カーテン工事
09-カーテンレール取付工事/エアコン工事
08-塗装工事
07-電線管
06-大工工事2
05-大工工事
04- 新設配管工事
03- 解体工事2
02- 現場見学
01- 解体工事1

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「続・山王R~NEW STANDARD RENOVATION~」:山王マンションリノベーションⅢ
場所:福岡県福岡市
山王マンション:築45年、RC6階建
元間取:3DK-48平米
所有:吉原住宅㈱
運営:㈱スペースR デザイン
施工:シーズ・クリエイションズ㈱(Shii’s Creations)
設計:信濃設計研究所/nano Architects

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「あきよし医院」-リノベーション工事Ⅲ-11-サイン完成

6月 9th, 2011

■ 「あきよし医院」リノベーション サイン完成

「あきよし医院」リノベーション:2F廊下、サインです。

サインのデザインは、日本の公共施設にとって課題の一つです。
当初のデザインで作られたサインが機能せず、後付で取り付けられたサインが数多く見られます。
多くの場合、当初のサインが残されたまま、手書きの大きなサインが無造作に貼りつけられ、せっかくの空間が
陳腐なものになってしまうことも多々日常的に見られます。

■ 今回のリノベーションの目的は、機能面で患者さん看護婦さんお医者さん共に使いやすくすること、
事務所的な雰囲気を温かみのある空間にすること、です。


↑ 2階:階段ロビー


↑ もともと外開きの開きドアが付いていましたが、バリアフリー化のため上吊り半自動引き戸にリニューアルしています。
廊下に出っ張らないように、引き戸は病室内に取り付けています。そのためコンクリートの壁の厚みがそのまま廊下にあらわれてきます。
そこで、病室の室名番号サインはこの厚みを利用して設置しました。


↑ 2階廊下:引き戸+照明+サイン
○ 病室ドアを引き戸にリニューアル。
○ サインは壁の厚みを利用し、カッティングシートで貼付け、正面と側面からと両方から確認できるようにする。
○ 氏名プレートは部屋番号の下部に取付。
○ 照明(LEDダウンライト)は、ドアの横のサイン上部に来るように、かつ、廊下全体でも同間隔に割付できるように配置する。

↑ サイン検討スケッチ


↑ 階段部分:2階廊下全体のサイン


↑ 病室サイン上部にLEDダウンライト(断熱施工型)設置。


↑ 階段部分に設置された2階全体サイン。カッティングシートを壁に貼り付け。

>>完成までのストーリー
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サイン:カッティングシート壁に貼付け、病室番号サイン:アクリル板
LEDダウンライト:小泉照明:LED6球(15.3W)(100Wクラス)電球色
天井・壁を塗装
巾木は背の高いH=300のソフト巾木
ドアを半自動上吊り引戸に変更
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>>11 – サイン完成
>>10 – 特別室リノベ04
>>09 – 特別室リノベ03
>>08 – 特別室リノベ02
>>07 – 特別室リノベ01
>>06 – サイン計画
>>05 – 照明計画
>>04 – 廊下壁塗装検討
>>03 – 上吊り引き戸検討-2
>>02 – 上吊り引き戸検討-1
>>01 – デザイン開始・概要
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「あきよし医院」リノベーションⅢ
場所:福岡県太宰府観世音寺
構造:RC造3階建て
築年数:約30年
工事:㈱マベック
デザイン:信濃設計研究所

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「あきよし医院」-リノベーション工事Ⅲ-06-サイン計画

2月 13th, 2011

■ 「あきよし医院」リノベーション:2F廊下、サイン計画です。

サインのデザインは、日本の公共施設にとって課題の一つです。
当初のデザインで作られたサインが機能せず、後付で取り付けられたサインが数多く見られます。
多くの場合、当初のサインが残されたまま、手書きの大きなサインが無造作に貼りつけられ、せっかくの空間が
陳腐なものになってしまうことも多々日常的に見られます。

■ 今回のリノベーションの目的は、機能面で患者さん看護婦さんお医者さん共に使いやすくすること、
事務所的な雰囲気を温かみのある空間にすること、です。

サイン計画も分かりやすく、温かみのある雰囲気であることが条件となります。

■全体計画


廊下へ外開きだったドアを半自動上吊り引戸に変更しました。
壁と天井を塗装しています。巾木は高さ300mmのソフト巾木にしています。
照明はLEDダウンライト100Wクラスにしました。
ダウンライトの取付間隔を決めるのが大変難しかったのですが、ドアの配置などを考慮し
2000mmとしました。
部屋番号はダウンライトの光が照射している2枚並んだ引き戸の両端に取り付ける事になりました。

■サイン試作


今回は、壁から飛び出すサインではなく、視線が低い位置でもわかる壁付けのサインにすることがご要望でした。
コンクリート壁の厚さが150mmほど有りその部分をサインとしても利用しようと思い室番号を書き入れています。


廊下側から見たときにコンクリート壁の厚み部分の番号が見えるようにしています。


部屋番号の下にネームプレートを取り付けるようにしました。
縦書きか横書きか検討。


2F案内のサイン。文字の大きさを検討。


新設ドア部分のサイン。
 
>>完成までのストーリー
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LEDダウンライト:小泉照明:LED6球(15.3W)(100Wクラス)電球色
天井・壁を塗装
巾木は背の高いH=300のソフト巾木
ドアを半自動上吊り引戸に変更
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>>11 – サイン完成
>>10 – 特別室リノベ04
>>09 – 特別室リノベ03
>>08 – 特別室リノベ02
>>07 – 特別室リノベ01
>>06 – サイン計画
>>05 – 照明計画
>>04 – 廊下壁塗装検討
>>03 – 上吊り引き戸検討-2
>>02 – 上吊り引き戸検討-1
>>01 – デザイン開始・概要

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「あきよし医院」リノベーションⅢ
場所:福岡県太宰府観世音寺
構造:RC造3階建て
築年数:約30年
工事:㈱マベック
デザイン:信濃設計研究所

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「あきよし医院」-リノベーション工事Ⅲ-05-照明計画

2月 3rd, 2011

■ 「あきよし医院」リノベーション:2F廊下照明計画です。

照明デザインは、空間の質を大きく変えてしまう重要なデザイン要素の一つです。

■リノベーション前の状況

↓ リノベーション前の廊下です。

照明器具は、一般的な施設に設置されている、20Wの蛍光灯が2本むき出しの天井埋込照明でした。
長い廊下に5ヶ所設置されている状態で、照明器具の間隔が離れているため照度を測定してみると、
90lx~30lxとなっており、照度の差が結構出ています。また、蛍光灯の色を色温度といいますが、
白っぽい色の蛍光灯のため、事務所のような寒々しい雰囲気になっています。


↑ 照明器具・避難誘導灯・非常用照明・煙感知器
今回は、煙感知器以外の、照明器具・避難誘導灯・非常用照明を変更します。
避難誘導灯は、消防署に変更内容を審査していただき、了承を得た後に施工し、完成後消防検査を受けます。
写真にある避難誘導灯は年代物です。味はありますが、現在ではLEDが使用されていることもあり大きさも小さく、
デザインにも配慮された器具に変更します。

■照明計画

新しく照明デザインをするに当たり、いくつもの案を考えました。
1,天井直付照明案:丸型ガラスカバー(蛍光灯)
2,カバー付きシームレス蛍光灯案
3,LEDダウンライト案
など

←天井直付照明:丸型ガラスカバー

いろいろ検討した結果。LEDダウンライト案になりました。
LEDダウンライトは、寿命が長いため、球替えが10年以上必要なく、消費電力が少ないという特徴がありますが、
器具の価格が高い、光源がむき出しのため、まぶしすぎる(グレア)、断熱施工型がないなどの弱点がありました。
しかし、年々急速に改善され、器具の価格が下がり、光源が深型になり、カバーも付けられ、配光もグレアも
白熱灯タイプのダウンライトと近いものになってきました。断熱施工でしかも白熱灯換算100Wタイプも出てきました。
そこで、今回は小泉照明の白熱灯換算100Wタイプ、色は電球色、断熱施工型のダウンライトを採用することにしました。

ダウンライトの取り付け位置ですが、なるべく壁面を照らしたほうが部屋全体が明るく感じるため、壁面から
400~500mm離して取り付けようと考えました。
そこで、ダウンライトの明かりが壁面からの距離でどのように
変化するのかを小泉照明のショールームで実験してみました。


↑壁面からダウンライトの距離を変えて、明かりがどのようになるのかを実験。

■リノベーション後


リノベーション後の廊下です。
LEDダウンライトが取り付けられました。全体照度、グレア、壁面のライトの当たり方、
シュミレーション通りのイメージに仕上がりました。


↑ 長い廊下に連なるLEDダウンライト。病室ドアにあわせ等間隔に取り付けられました。
以前の光源むき出しのLEDダウンライトと比べ、深型でグレアカットされているために
眩しさが低減されています。天井裏に断熱材が施工されていたのですが、断熱施工型
があったので、そのまま取り付けることだできました。
色も電球色にしましたので、リノベーション前の白々しい感じではなく、温かみのある
雰囲気になりました。


↑ 交換した避難誘導灯。矢印だけのものが通路誘導灯。LDEにより、小型でメンテナンスが容易な機種が出ています。
以前の大型の誘導灯に比べ大きさが小さくなりデザイン性もよいのでスッキリした空間になりました。
 
>>完成までのストーリー
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LEDダウンライト:小泉照明:LED6球(15.3W)(100Wクラス)電球色
天井・壁を塗装
巾木は背の高いH=300のソフト巾木
ドアを半自動上吊り引戸に変更
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>>11 – サイン完成
>>10 – 特別室リノベ04
>>09 – 特別室リノベ03
>>08 – 特別室リノベ02
>>07 – 特別室リノベ01
>>06 – サイン計画
>>05 – 照明計画
>>04 – 廊下壁塗装検討
>>03 – 上吊り引き戸検討-2
>>02 – 上吊り引き戸検討-1
>>01 – デザイン開始・概要

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「あきよし医院」リノベーションⅢ
場所:福岡県太宰府観世音寺
構造:RC造3階建て
築年数:約30年
工事:㈱マベック
デザイン:信濃設計研究所

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