T邸-09 工事工程05

1月 9th, 2010

■工事工程05 (サッシ取り付け、外壁工事)

主要な構造部分の工事が終了し、外壁用の下地造作が始まりました。

↓ 10月30日 東面の外壁下地造作工事

↓ アルミサッシ取り付け工事 ここは外付けのサッシにしています。

↓ 外壁部分に透湿・防水シートを張っています。
外壁通気工法としています。部屋内からの湿気は外に逃がし、雨は防ぎます。

↓ 東面:軒裏のケイカル板を張っています。
この上にプランター置き場が設置されます。

↓ 2階リビングに床材として杉板を張っています。
今回は根太を無しにし、厚さ30ミリの杉板フローリングで仕上げることにしました。
杉の無垢材の素材感を最大限に活かすため、塗装は浸透性のオスモのクリアーにします。

↓ 1階の床下には断熱材を敷き込み、2階と同様、根太なしで、杉の無垢フローリングで仕上げています。

↓ 給水管は、メンテのことも考慮し、さや管ヘッダーを使用しました

敷地:埼玉県桶川市 / 細長敷地
用途:住宅
構造:木造2階建
設計:nano Architects/信濃設計研究所
施工:(株)タナベ建設 http://www.tanabe-c.co.jp/
着工:2009年9月17日
竣工予定:2010年1月

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福岡→東京→埼玉

12月 23rd, 2009

福岡→羽田→埼玉

■ 12月22日福岡から埼玉の事務所へ

今回は次の日の23日に鴻巣市の「クレアこうのす」で開演される第九のコンサートへ行くためと、完成間近のT邸の現場に行くために埼玉へ。

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↑ 福岡空港に待機するスカイマーク016便

福岡市内清川にある事務所からバスと地下鉄を乗り継ぎ約30分で福岡空港へ・・・近い。
今回の席は通路側24Fでした。隣が空いていたのでゆったりとできましたが、天気が良かったので、景色が見えなく少し残念でした。
羽田からモノレール、山手線、高崎線という約2時間弱の工程・・・遠い。

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T邸-08 工事工程04

11月 8th, 2009

■工事工程03 (金物取り付け~屋根工事)

↓ 10月23日 屋根 野地板施工
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↓ 屋根 アスファルトルーフィング施工
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↓ 屋根 ガルバニュウム鋼板瓦房葺き施工
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手前の屋根は立てはぜ葺き

↓ ホールダウン金物のアンカーボルト、スクリューワッシャー
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ホールダウン金物は柱+土台と基礎を固定する金物です。
地震や台風などの外力が加わったとき、建物が浮き上がる力が加わることがあります。
そのときの浮き上がる力を抑えるのがこれらの金物です。

↓ ホールダウン金物設置完了
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「筋かい」がとりつく柱部分には大きな力が加わわります。
場所によって力の程度は異なりますが、柱が抜けないようにホールダウン金物が必要です。
「筋かい」をとめる「筋かい金物」と「ホールダウン金物」がうまく納まるように様々な金物が
発売されています。
今回の「筋かい金物」は「ホールダウン金物」と干渉せず、きれいに納まっています。

↓ 2Fリビング
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↓ 道路側、斜め壁下地施工
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敷地:埼玉県桶川市 / 細長敷地
用途:住宅
構造:木造2階建
設計:nano Architects
施工:(株)タナベ建設 http://www.tanabe-c.co.jp/
着工:2009年9月17日
竣工予定:2010年1月

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T邸-07 工事工程03

11月 8th, 2009

■工事工程03 (土台~建て方完了)

↓ 10月16日 材木搬入
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土台は基礎の上に設置されますが、土台と基礎の間に床下換気のための隙間を作るため、
また、土台を湿気から守るため、基礎上に「基礎パッキン」が置かれ、その上に土台が設置されます。
アンカーボルトで締め付ける部分、柱下、筋交い部分、土台つなぎ部分など力がかかる部分の下には
必ず「基礎パッキン」が設置されます。その他の部分は換気口として床下に外気を取り入れ、床下の
湿気を逃がし木材の腐敗を防ぎます。

↓ 土台敷開始
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土台は基礎としっかりと接合されていなければいけません。
基礎と土台を接合させる金物がアンカーボルトです。
このアンカーボルトは、地震などの外力により建物の浮き上がろうとする力を抑え、
基礎と土台や柱がはずれないようにしっかりと固定されています。

↓ 先行足場掛け
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建物と敷地の間隔があまりありませんので、敷地奥と側面は、建て方より先行して
足場を設置しました。

↓ 10月20日 建て方
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建て方が始まりました。今回はプレカット工場で部材を加工していますので、現場での加工は無く、
順調に作業は進んでいます。

↓ 10月20日 建て方
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クレーンで材木を吊り上げ組み立てる

↓ 10月20日 建て方完了
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1日がかりで建て方が完了しました。

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敷地:埼玉県桶川市 / 細長敷地
用途:住宅
構造:木造2階建
設計:nano Architects
施工:(株)タナベ建設 http://www.tanabe-c.co.jp/
着工:2009年9月17日
竣工予定:2010年1月

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T邸-06 工事工程02

11月 8th, 2009

■工事工程02 (ベースコンクリート打設~基礎工事完了)

↓ 10月2日 ベースコンクリート打設
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コンクリートポンプ車の延びたホースから出てきたコンクリートを隙間無く埋めていきます。
コンクリートは人が施工するものですので、品質は、施工の段取りなどの適切な管理と、
職人さんの質によって決まります。

↓ シート養生
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コンクリートの養生も重要です。

↓ 基礎立ち上がり型枠設置
+ホールダウン金物のアンカーボルト設置
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アンカーボルトは、基礎に適切にしっかりと設置・定着していませんと所定の構造耐力がでません。
ホールダウン金物と筋交いの位置など、事前にしっかりと位置決めし間違いの無いようにアンカー
ボルトを設置します。

↓ 基礎立ち上がりコンクリート打設
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やはり、隙間がないようにコンクリートを打設します。
また、このとき、アンカーボルトの位置がずれないように注意が必要です。

↓ 基礎立ち上がりコンクリート打設 完了+養生
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↓ コンクリート打設状況
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アジテータトラック(コンクリートミキサー車)(右)でコンクリートを運搬し
コンクリートポンプ車(左)でコンクリートを打設します。

↓ 基礎立ち上がり型枠撤去+玄関土間コン打設
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基礎立ち上がり型枠を撤去しました。アンカーボルトが基礎から飛び出しています。
ここに土台が設置され基礎と土台がしっかりと接合されます。

↓ 10月14日 基礎工事完了
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基礎工事が完了しました。いよいよ建て方が始まります。

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敷地:埼玉県桶川市 / 細長敷地
用途:住宅
構造:木造2階建
設計:nano Architects
施工:(株)タナベ建設 http://www.tanabe-c.co.jp/
着工:2009年9月17日
竣工予定:2010年1月

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T邸-05 工事工程01

10月 23rd, 2009

T邸の工事が進んでいます。

■工事工程01 (着工~基礎配筋工事)

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↑ 草刈りも終わり、更地の状態

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↑ 9月17日 地鎮祭 いよいよ工事が始まります

1023-03
↑ 9月26日 設備配管の先行配管工事

1023-04
↑ 遣方、根切

1023-05
↑ 割栗地業、めつぶし、転圧閉め固め

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↑ 9月29日 防湿フィルム設置

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↑ ベース配筋工事

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↑ 継ぎ手長さもチェック

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↑ 10月1日 基礎配筋工事完了

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敷地:埼玉県桶川市 / 細長敷地
用途:住宅
構造:木造2階建
設計:nano Architects
施工:(株)タナベ建設 http://www.tanabe-c.co.jp/
着工:2009年9月17日
竣工予定:2010年1月

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T邸- 04 地鎮祭

10月 11th, 2009

■ 2009年9月17日地鎮祭が行われました。

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↑ これから工事が始まります。

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↑ 地縄張り。敷地に白く四角く見える線が地縄と呼ばれているものです。
これから建物を造るにあたり、敷地に対する建物の位置を決める為に行われます。

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↑ 旧中山道沿いの細長敷地。左側の住宅はつい最近完成。奥に見えるのはお寺の林。
計画道路にかかっているので、新しい建物は、セットバックして建築されています。

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↑ 旧中山道。雑然とした街並み。この街並みが数百キロ続いている。
移ろいやすい街並みは常に変化し続けている。

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敷地:埼玉県桶川市 / 細長敷地
用途:住宅
構造:木造2階建
設計:nano Architects
施工:(株)タナベ建設 http://www.tanabe-c.co.jp/
着工:2009年9月17日
竣工予定:2010年1月

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T邸- 03 最終案

9月 19th, 2009

■  The urban ship in okegawa

埼玉県桶川市、旧中山道。桶川宿として歴史的な古民家もかろうじて残っている幹線道路。
時代の変遷に奔走され、日々移ろう街並み。様々な用途、様々な時代の建物が混在、雑然とした景色が連続する。
果たしてこの街はどこへ向かってゆくのだろうか?雑然と移ろう街並みは、土地に根ざした建築という概念を忘れさせ、個々の建物は、まるで海に浮かぶ船のように、時に時代という荒波にのみこまれ簡単に姿を消してしまう。
この街並みは、大地に頑強に定着しているはずの建築群が、まるで一時的に海上に係留されているだけの、危うさをともなう移動可能な乗り物のような錯覚に落ちいさせる。

目的地点不明、時代に翻弄される「都市」という海に浮かぶ「住宅」という名の船。さらに混迷を深めていくことであろうこれからの時代の中、家族を荒波から守り、目標地点に向かい導いてゆく船・・・それがこの住宅です。

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最終案 時代の変遷に翻弄される「都市」に浮上する「住宅」という名の船
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乗組員は「家族」  家族が織りなすハーモニーが推進力となる。
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陽光、風向きを読み、時に取り入れ、時に遮断する。環境と共に航行。

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敷地:埼玉県桶川市 / 細長敷地
用途:住宅
構造:木造2階建
設計:nano Architects
施工:(株)タナベ建設 http://www.tanabe-c.co.jp/
着工:2009年9月17日
竣工予定:2010年1月

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