T邸- 02 設計終盤
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設計も終盤に入ってきました。
最初の工事見積もりご呈示後、設計内容、デザイン等の内容と総予算の修正・検討・交渉を経て、ほぼご希望の工事金額とそれに伴う内容になりました。
敷地は、前面道路が旧中山道という交通量の多い幹線道路であるため、雑然とした雰囲気となっています。また、写真のように細長敷地となっているため間取りをどのように構成していくのかが課題でした。
道路に面する東面(短辺方向の壁面)は、1Fがピアノ教室、2Fが浴室、洗面・トイレスペースとなっています。
斜めに突き出た2枚の壁に挟まれた4Mちょっとの間口部分のデザインは大変頭を悩ませました。
いくつもの案を検討した結果、ほぼこの模型のようなデザインになりました。
壁面を植物で構成するようなデザインを考え、前面緑化するようなデザインも検討しましたが、メンテナンス等の問題があるため、より自由度の高い、緑化範囲も任意に変えられ、手入れもやりやすいデザインとしました。
右側の壁には小さな換気用の窓が付いているだけです。隣地には建物が間近に迫っており窓も大きいので、視線が合わないようにする、なるべく音漏れがないようにするなどの目的により最小限の開口にしています。
敷地:埼玉県桶川市 / 細長敷地
用途:住宅
構造:木造2階建
設計:nano Architects