コーポラティブヴィレッジ春日原南町-8街区-竣工写真-01

4月 5th, 2012

■ これからしばらくの間、コーポラティブヴィレッジ春日原南町-8街区の竣工写真をアップしていきます。


”N:1F-廊下”

台形の平面型を持つ家、”N邸”。
1Fに個室4室。
2FにLDK+浴室。

写真左側に個室、右側は収納。

 

 
>>完成までのストーリー
—————————————————————–————————————————————–
> 15 – 解散総会 -2012年03月31日
> 14 – 外構工事 -2012年03月
> 13 – プラン発表会 -2012年01月
> 12 – 外壁+大工工事終了 -2012年01月
> 11 – 外壁 -2011年12月
> 10 – 窓 -2011年12月
> 09 – 中間検査 -2011年11月
> 08 – もちまき -2011年11月
> 07 – 上棟 -2011年11月
> 06 – 土工事+基礎工事 -2011年10月
> 05 – 地鎮祭 -2011年9月
> 04 – 敷地 -2011年6月
> 03 – 設計:概算見積前プラン -2011年6月
> 02 – 設計:ラフプラン -2011年5月
> 01 – 設計開始 -2011年4月
—————————————————————–————————————————————–
「コーポラティブヴィレッジ春日原南町Ⅷ街区」
福岡県春日市春日原南町
全7戸中、3戸設計

プロジェクトメンバー
コーディネート:(株)エス・コンセプト
土地媒介:九電不動産(株)
全体計画:(株)建築デザイン工房 谷口遵
住戸設計:信濃設計研究所 信濃康博、その他3名
施工:(株)斉藤工務店

 

タグ: , , ,

コーポラティブヴィレッジ春日原南町-8街区-15:解散総会

4月 1st, 2012

■ コーポラティブヴィレッジ春日原南町-8街区 工事が完成し、お引き渡し会+解散総会が行われました。

去年の4月、7家族、スタッフ一同が集まり、第一回目の総会が行われ設計が始まりました。
それから工事完了まで約1年の工程を経て、2012年3月31日、お引き渡しとなりました。


↑ 7住戸の共用広場中央にそびえる欅の前で、7家族が記念撮影。これから7家族の集住生活が始まります・・・


↑ ”焼印” この街区の名称は・・・”なないろガーデン”


↑ 7つのベンチが、欅のまわりに設置されています。このベンチに街区名称の焼印を押印します。
押印会はまた後日。


↑ 例年より遅めの開花。雲ひとつない青空の下、桜が咲いていました。

 
>>完成までのストーリー
—————————————————————–————————————————————–
> 15 – 解散総会 -2012年03月31日
> 14 – 外構工事 -2012年03月
> 13 – プラン発表会 -2012年01月
> 12 – 外壁+大工工事終了 -2012年01月
> 11 – 外壁 -2011年12月
> 10 – 窓 -2011年12月
> 09 – 中間検査 -2011年11月
> 08 – もちまき -2011年11月
> 07 – 上棟 -2011年11月
> 06 – 土工事+基礎工事 -2011年10月
> 05 – 地鎮祭 -2011年9月
> 04 – 敷地 -2011年6月
> 03 – 設計:概算見積前プラン -2011年6月
> 02 – 設計:ラフプラン -2011年5月
> 01 – 設計開始 -2011年4月
—————————————————————–————————————————————–
「コーポラティブヴィレッジ春日原南町Ⅷ街区」
福岡県春日市春日原南町
全7戸中、3戸設計

プロジェクトメンバー
コーディネート:(株)エス・コンセプト
土地媒介:九電不動産(株)
全体計画:(株)建築デザイン工房 谷口遵
住戸設計:信濃設計研究所 信濃康博、その他3名
施工:(株)斉藤工務店

 

タグ: , , ,

コーポラティブヴィレッジ春日原南町

3月 30th, 2012

■ 学生諸君とコーポラティブヴィレッジについて考えました。

コーポラティブヴィレッジは、複数家族が集まって、コミュニケーションを図りながら、いかに、個々の家族にとっても、全体の村=ヴィレッジの集合体としても良好な戸建住宅群を作っていくのか、というプロジェクトです。

共用エリアと個々の住戸エリアの関係性と、住戸間エリアの関係性など、全体と部分の関係性を現地を見ながら考えていきました。

2006年頃より始まったこのプロジェクト全体の把握のため、春日原南町にある既に建っている1期から4期までの街区をめぐり、それぞれ敷地形状、大きさ、周辺環境の違いによりどのように住宅群と共用部分を構成していったのかも考えていきました。

 

タグ: , , , ,

山王ロッヂ – 02 : ワークショップ開催

3月 12th, 2012

■3月10日、”山王マンション”の1Fで”山王ロッヂ:ワークショップ”が開催されました。
私も、プロジェクトの概要・基本計画について発表させて頂きました。

20~30数年後の2050年を想像し、これからの社会の方向性を模索している今、ストック時代の日本において、有り余るであろう建物の床をどのように活用していくのかについて考え、ケーススタディとして”山王マンション”1Fオフィス空間に”ロッヂ”を置いて、集住してゆくには、どのようなソフトデザインが考えられるかを意見交換するワークショップ。


↑ 会場:”山王マンション”1Fオフィススペース。手前に”屋台”。奥にプロジェクタ。その奥に”ロッヂ”フレームが展示。
参加者は、福岡大学の学生さんが多数をしめ、社会人の方々が数名。


↑ 基本フレーム:3寸角の杉材、2400x2400x2400、4’x8’板2枚で囲うことのできるキューブ型のロッヂと1800x2400のテラスで構成される。フレームの下にはキャスタ-が取り付けられ移動できるようにすることも検討中。
この”ロッヂ”をこのオフィススペースに6個置いて”集住”する。果たしてどのような最終型になるのでしょうか・・・


↑ ワークショップ開催。吉原代表による趣旨説明       ↑ 私:これまでの経緯・意義・概要・基本計画についての説明


↑ 具体的な利用例=ソフトデザイン提示。牛島さんと福岡大学の相良さんによるプレゼ。
どちらも魅力的な利用例=ソフトデザインで、この後の”屋台”を囲んでのワークショップにつながる流れを作って頂きました。


↑ 屋台を囲んでみんなで自分の考えを述べ、他の方々の意見を聞き、アイデア、疑問点、問題点などを出しあいました。
多数参加していただきました福岡大学の学生のみなさんが、若い世代ならではの多様なアイデアを述べ合い、
社会人の方々が、実社会に照らした意見を述べていただき、実り多いワークショップとなりました。

これから、数回このようなワークショップを行う予定です。
果たしてどのような変化、発展、を遂げ、実行案に収束していくのでしょうか?

—————————————————————————————————–
”山王ロッヂ”-山王マンション101プロジェクト
場所:”山王マンション”:福岡市博多区博多駅南4-19-5、1Fオフィス空間・約200平米
主催:スペースRデザイン:http://www.space-r.net/
基本計画・システム:nano Architects

タグ: , , , , , ,

Y邸-リノベーション工事-15:「放射冷暖房システム」

2月 18th, 2012

■ 今回のリノベーションでは、冷房と暖房にピーエス工業の「放射冷暖房システム」を導入しました。

昔の多くのRC造マンションは、断熱材が施工されていませんでした。
断熱がないことで、冷暖房効率の悪さ、慢性的な結露の発生によるカビ発生など、住環境にとして大きな問題が発生しています。そこで、今回のマンションリノベーションでは、居住空間の良好な温熱環境を実現するために、次のような断熱対策をとったうえでピーエス工業の「放射冷暖房システム」を導入しました

1,断熱材として”ウレタンフォーム”厚さ30mmを吹付け
2,複層ガラスの”内窓”の設置・断熱玄関ドアに交換
3,”珪藻土”を室内壁に施工-調湿作用・空気浄化作用
4,冷房と暖房に、ピーエス工業の「放射冷暖房システム」(以下、PS冷暖房機)を利用

■ ピーエス工業の「放射冷暖房システム」を利用するためには、建物自体の断熱性能とセットで考える必要があります。
断熱性能としては”次世代省エネ基準”を満たしていれば、PS冷暖房機は充分な性能を発揮しますので、上記のような断熱対策を行ったわけです。

■ 3F
3F:LDK用
この室内機の中を、暖房時は温水、冷房時は冷水が循環し、輻射冷暖房装置として部屋の環境を整えます。

↓ 3F:子供室用
子供室はLDKより小さいのでこのサイズの室内機になっています。
姉妹の部屋で中央に間仕切りを兼ねて設置しました。

■ 4F
4F寝室用
介護用に計画していますので、浴室・トイレと居室の温度差が出ないように全体を冷暖房しています。

4F:LDK用
建具の引戸の引き込み部分を利用して設置

お客様の引越しが終わり、住み始めて数週間立ちました。
お話によれば、今年の冬は例年になく寒い日が続いておりますが、当初のシュミレーションどおり、快適な温熱環境を保っているとのことです。

>>完成までのストーリー
———————————————————————————————
>>15 – 「放射冷暖房システム」
>>14 – タイル工事
>>13 – キッチン取付
>>12 – 螺旋階段取付
>>11 – アルミサッシカバー工法
>>10 – 珪藻土塗り
>>09 – ユニットバス設置
>>08 – 軽鉄下地+ボード張り
>>07 – 断熱工事・ウレタン吹付
>>06 – 間仕切り壁
>>05 – RC壁 – 開口補強
>>04 – 設備配管工事2
>>03 – 設備配管工事
>>02 – 解体
>>01 – 引越し
———————————————————————————————
マンションのリノベーション
場所:福岡市
工期:2011年9月末~2012年01月末
施工:スペースRデザイン
設計:nano Architects/信濃設計研究所
キッチン:リブレ株式会社
鉄骨階段:(株)稲沢鐵工
珪藻土:日本ダイヤコム工業株式会社・MGボーダー
放射冷暖房システム:ピーエス株式会社
無垢フローリング・皇杉:GAIN(ゲイン)
———————————————————————————————
ユニットバス
TOTO:マンション用RZシリーズ-1416サイズ
介護用ユニットバス
Panasonic:アクアハートKシリーズ-1620サイズ
———————————————————————————————

タグ: , , , , , ,

Y邸-リノベーション工事-14:タイル工事

2月 8th, 2012

■ Y邸マンションリノベーション:タイル工事です。

タイルはデザイン的に大変難しい面が多々あります。
タイルの大きさが規格で決まっており、現場に合わせて規格のタイルを貼るしかありません。
当初の設計と、現場の状況が異なる場合が多々あり、設計段階のタイル割りでは現場が納まらなくなることが多いのです。
大工工事の時点で、どのようにタイル割りをしていくのかを決めて大工さんに施工する位置を決めてもらわないとあとで、半端なタイルが多く出てしまう状態になってしまいます。
「タイル割りは、大工工事の墨出し時に検討する」ことが重要ですね。


↑ 現場でタイル工事職人さんに墨を出してもらいタイル割りを決めてゆく。
今回は一部大工さんに工事をやりなおして頂きました。

↑ 曲面の上がり框:杉板を無理をいって曲げ加工して頂きました。
小さいタイルがなるべく出ないように、上がり框の位置を決めています。
うまくタイルが納まりました。


↑ 介護対応を考え、タイル部分を大きくし、移動できるスノコを引いて、介護状況の変化に応じた事後対応がいろいろできるようにしました。
例えば、スロープにしたいとか、スノコの位置や大きさ、高さを変えたいといった場合に、スノコを取り替えれば対応が可能です。

>>完成までのストーリー
———————————————————————————————
>>15 – 「放射冷暖房システム」
>>14 – タイル工事
>>13 – キッチン取付
>>12 – 螺旋階段取付
>>11 – アルミサッシカバー工法
>>10 – 珪藻土塗り
>>09 – ユニットバス設置
>>08 – 軽鉄下地+ボード張り
>>07 – 断熱工事・ウレタン吹付
>>06 – 間仕切り壁
>>05 – RC壁 – 開口補強
>>04 – 設備配管工事2
>>03 – 設備配管工事
>>02 – 解体
>>01 – 引越し
———————————————————————————————
マンションのリノベーション
場所:福岡市
工期:2011年9月末~2012年01月末
施工:スペースRデザイン
設計:nano Architects/信濃設計研究所
キッチン:リブレ株式会社
鉄骨階段:(株)稲沢鐵工
珪藻土:日本ダイヤコム工業株式会社・MGボーダー
放射冷暖房システム:ピーエス株式会社
無垢フローリング・皇杉:GAIN(ゲイン)
———————————————————————————————
ユニットバス
TOTO:マンション用RZシリーズ-1416サイズ
介護用ユニットバス
Panasonic:アクアハートKシリーズ-1620サイズ
———————————————————————————————

タグ: , , ,

コーポラティブヴィレッジ春日原南町-8街区-13:プラン発表会

1月 23rd, 2012

■ 昨日、春日市の公民館にて組合員の皆さんによるプラン発表会が行われました。

今回は7棟の住戸が建ちます。それぞれのプランを入居者の方々が自ら発表します。
どのようなところにこだわり、どのようなことを考え、どのような経緯でそうなったのか・・・など、それぞれの家族の関係性などもおりまぜて楽しい発表になりました。

畳のリビング。障子が入ります。

キッチン。壁上部の窓からの光が効果的。

列柱(ダンボールで養生中)

工事は外壁、大工工事が終わり、塗装工事に入っています。
 
>>完成までのストーリー
—————————————————————–————————————————————–
> 15 – 解散総会 -2012年03月30日
> 14 – 外構工事 -2012年03月
> 13 – プラン発表会 -2012年01月
> 12 – 外壁+大工工事終了 -2012年01月
> 11 – 外壁 -2011年12月
> 10 – 窓 -2011年12月
> 09 – 中間検査 -2011年11月
> 08 – もちまき -2011年11月
> 07 – 上棟 -2011年11月
> 06 – 土工事+基礎工事 -2011年10月
> 05 – 地鎮祭 -2011年9月
> 04 – 敷地 -2011年6月
> 03 – 設計:概算見積前プラン -2011年6月
> 02 – 設計:ラフプラン -2011年5月
> 01 – 設計開始 -2011年4月
—————————————————————–————————————————————–
「コーポラティブヴィレッジ春日原南町Ⅷ街区」
福岡県春日市春日原南町
全7戸中、3戸設計

プロジェクトメンバー
コーディネート:(株)エス・コンセプト
土地媒介:九電不動産(株)
全体計画:(株)建築デザイン工房 谷口遵
住戸設計:信濃設計研究所 信濃康博、その他3名
施工:(株)斉藤工務店

 

タグ: , , ,

Y邸-リノベーション工事-11:アルミサッシカバー工法

1月 13th, 2012

■マンションのリノベーションで問題点として、「窓」があります。

間取りを変更した時、アルミサッシ窓の部分を壁にしなければならない場合があります。
その時、一部は開閉できる窓、他の部分は壁などというように、新たな間取りに最適な大きさ・形式で新しい窓を取り付けたいところです。
しかし、既存のアルミサッシを取り外すとき、コンクリートに取り付けてある枠を取り外してしまうと、工事が大変である、アルミサッシとコンクリートの取り付け部分の雨仕舞いがよくない、などといった問題が残ります。
そこで、既存のアルミサッシの「枠」は残し、その「枠」の上に新しいアルミサッシをカバーするように取り付ける工法「カバー工法」を採用しました。

←もともとの引違い窓。左側の引違い窓を「カバー工法」で新しい窓に変更


↑ 施工後。左側の引き違い窓を、勝手口ドア(左)とアルミパネル(右)に変更しました。
(右側の引違い窓は現況のまま)


↑ 外部から見たところ。青色のテープが貼られている部分がカバー工法で新しく取り付けたアルミサッシ。
勝手口ドアとアルミパネルの間には方立があり強度は保たれています。内部が壁になる部分はアルミパネルにしています。


↑ 外部アルミパネル部分の内側に内装の壁を取付。
アルミパネルに丸い穴があった部分には、キッチンフードの排気管が取り付けられました。


↑ キッチンが取り付け後。勝手口ドアがキッチン内にあります。ゴミ出しなどに利用。
キッチンフード部分もきれいに納まっています。

■ 4Fアルミサッシカバー工法

 → 
↑ カバー工法のアルミサッシ   ↑ 新しく取り付けられたアルミサッシ内側はトイレになります。

 → 
既存躯体が歪んでいる時には、削らないと設置できない場合があります。
 
>>完成までのストーリー
———————————————————————————————
>>15 – 「放射冷暖房システム」
>>14 – タイル工事
>>13 – キッチン取付
>>12 – 螺旋階段取付
>>11 – アルミサッシカバー工法
>>10 – 珪藻土塗り
>>09 – ユニットバス設置
>>08 – 軽鉄下地+ボード張り
>>07 – 断熱工事・ウレタン吹付
>>06 – 間仕切り壁
>>05 – RC壁 – 開口補強
>>04 – 設備配管工事2
>>03 – 設備配管工事
>>02 – 解体
>>01 – 引越し
———————————————————————————————
マンションのリノベーション
場所:福岡市
工期:2011年9月末~2012年01月末
施工:スペースRデザイン
設計:nano Architects/信濃設計研究所
キッチン:リブレ株式会社
鉄骨階段:(株)稲沢鐵工
珪藻土:日本ダイヤコム工業株式会社・MGボーダー
放射冷暖房システム:ピーエス株式会社
無垢フローリング・皇杉:GAIN(ゲイン)
———————————————————————————————
ユニットバス
TOTO:マンション用RZシリーズ-1416サイズ
介護用ユニットバス
Panasonic:アクアハートKシリーズ-1620サイズ
———————————————————————————————

タグ: , , ,

  Next Entries »