住宅型有料老人ホーム+デイサービス-工事工程02 (基礎工事2)

7月 9th, 2014

■  木造2階建て、準耐火建築物の「住宅型有料老人ホーム+デイサービス」
基礎工事が終わりました。

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養生期間を経て建て方工事に入ります。

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秋の開業にむけて工事は急ピッチで進んでいます。

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用途:在宅型有料老人ホーム:居室18室 + デイサービス施設
延床面積:約708㎡
構造:木造在来工法2階建て(構造設計あり)
基礎:地盤改良
耐火:準耐火建築物(イ準耐-2)
消防設備:簡易型(水道直結型)スプリンクラー設置等
「福岡県福祉のまちづくり条例」対象施設
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工事工程12 (開園間近)
工事工程11 (外構工事)

工事工程10 (内装工事)

工事工程09 (足場解体)
工事工程08 (設備工事02)
工事工程07 (屋根・外壁工事)
工事工程06 (設備工事01)
工事工程05 (大工工事02)
工事工程04 (大工工事01)
工事工程03 (建て方)
工事工程02 (基礎工事2)
工事工程01 (基礎工事)

工事工程00 (地鎮祭)

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■ avanti 福岡 2014年7月号 : 業界物語 今月のよかメン

6月 20th, 2014

■ 「avanti 福岡 2014年7月号」の「業界物語 今月のよかメン」に掲載させていただきました。

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「働く女性を応援するネットワーク型情報誌」という女性のための情報誌なのですが、毎月、様々な職種の男性に焦点を当てた紹介記事があり、今月号は嬉しい事に私の仕事を取り上げていただきました。

 
◯アヴァンティ様ホームページ
>>「avanti 福岡 2014年7月号」
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◯現在、当事務所となっておりますリノベーションルーム
>> 山王マンション 305 リノベーション「時代移植」
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◯アーキタイザー
アメリカのウェブマガジン ”アーキタイザー” の“Architizer A+ Awards”審査員賞について
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住宅型有料老人ホーム+デイサービス-工事工程01 (基礎工事)

6月 2nd, 2014

木造2階建て、準耐火建築物の「住宅型有料老人ホーム+デイサービス」、基礎工事が進んでいます。

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秋の開業にむけて工事は急ピッチで進んでいます。

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用途:在宅型有料老人ホーム:居室18室 + デイサービス施設
延床面積:約708㎡
構造:木造在来工法2階建て(構造設計あり)
基礎:地盤改良
耐火:準耐火建築物(イ準耐-2)
消防設備:簡易型(水道直結型)スプリンクラー設置等
「福岡県福祉のまちづくり条例」対象施設
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工事工程12 (開園間近)
工事工程11 (外構工事)

工事工程10 (内装工事)

工事工程09 (足場解体)

工事工程08 (設備工事02)

工事工程07 (屋根・外壁工事)

工事工程06 (設備工事01)

工事工程05 (大工工事02)

工事工程04 (大工工事01)

工事工程03 (建て方)
工事工程02 (基礎工事2)
工事工程01 (基礎工事)
工事工程00 (地鎮祭)

 

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2013年度、卒業制作について

5月 6th, 2014

5月に入ってしまい、だいぶ遅くなりましたが、昨年2012年度の作品を見てまとめた「2013.03.18学生のみなさんの作品評価基準について」を元に、2013年度の卒業制作について考えてみたいと思います。
今年の卒業制作は多様性にあふれ、優れた作品が多数ありました。その中でも、時代を表す特徴的な作品がいくつか見られましたので、それらの作品を見ていきたいと思います。

→ コラム:2013年度、卒業制作について

「市民自治」著者:福嶋浩彦さん:ディスカヴァー携書:2014

5月 5th, 2014

福嶋さんは、12年にわたり我孫子市長を務められ、「市民自治」を実践されてきました。この本は、我孫子市で実際に実践されてきたことを元に構成されています。

待機児童問題もそうでしたが、国の対策不足により問題が解決しないのではなく、横浜市や我孫子市のように、首長がやる気になれば、問題は解決できるのです。(問題もあるようですが) つまり、首長と議員の意識、そして、首長と議員を選ぶ市民(有権者)の意識の問題でした。範囲を地方自治全体に広げても、これと同様の構図です。我孫子市の取り組みをみると、やろうとすれば、ここまでできるのか!と、感心させられることばかりです。

全体的に誰もが読める平易な文章で、概念と具体例を挙げ、わかりやすく丁寧に書いてくださっていますので、読んでみてはいかがでしょう?

↓ 詳しくはこちら
「市民自治」 みんなの意思で行政を動かし 自らの手で地域をつくる
<著者:福嶋浩彦さん:ディスカヴァー携書:2014>

↓ nano Library もあります。
https://www.facebook.com/nano.library

↓ Amazon.co.jp

 

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“The Times Transplantation Building / 時代移植” の “内” と “外” の評価について

4月 21st, 2014

 

■ ”内”

転換期をむかえている日本(“内”)では、昭和モダニズムを過去の一様式として認識している若者たち(=ニュータイプ)の出現により、次の時代へと歩みを進めている転換移行期の状態です。しかし、未だ”近代のゴールであるバブル”を基準にした考え方(=近代史観)である昭和モダニズムを引きずる支配者層が実権を握っているため、閉塞感が蔓延しているようにも見受けられます。メインストリート的(本流)文化=昼の文化の世界では・・・(ほんとうはどうなんでしょう?確信は持てていません)

一方、90年代中頃から急速に増殖してきた路地裏文化=夜の文化=インターネット文化は、失われた20年という言葉とは反対に爆発期発展を遂げ、次々と革新的な作品、文化を世に送り出し、世界の追随を許さないトップの座を走り続けています。失われた20年は、日本のある一面、半分の出来事にすぎないようです。

近代以降、モダニズム(民主主義、自由主義、資本主義、など)は社会の大前提である基盤的思想つまりOSとして機能してきました。社会を根底から支えていた輝かしきOSでしたが、転換期を迎えた日本では、その大前提と現実世界とのズレが徐々に大きくなり、そのズレによる問題が多くの分野で顕在化してきてしまっています。一部の方々には認識されていますが、モダニズムを中心にした既存(本流)文化は危機をむかえているのです。たとえば、建築界では”建築の死”という表現で危機(行き詰まり)の状況を説明している方もいらっしゃいます。

昭和モダニズムノスタルジー状態に突入している今の日本。新築が価値の頂点であるリフォーム時代から、”床”あまり時代に突入し戦後60年を経てやっと大衆開放された不動産業界を活用した、個人の感性による価値基準を持っているニュータイプの皆さんが、独自の視点で評価、自分を表現する部屋に住むリノベーション時代へと移行しています。欲望を埋める充填文化から余白に豊かさを見いだす余白文化へと移行しているといってもよいでしょう。

出し尽くされたイメージは、大衆レベルで、サンプリング・カットアップ・リミックスされることによってリ・イマジネーションされ、次々と具現化、リノベーション文化として花開きつつあります。”リノベーション+DIY”現象を見てもわかるように、時代は、ヒエラルキーの頂点であるプロが主役の昭和モダニズムから、大衆が主役のリ・イマジネーション時代へ移行(=フラット化)しているのです。それはまさに”建築の死”へ向かいつつある一現象であるといってもよいかもしれません。

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このような社会状況をふまえ、”The Times Transplantation Building / 時代移植”をどういった意図でデザインしていったのかをまとめてみます。ポイントは次の三点です。

1,大衆文化をメインアイテムとして利用(=サンプリング)し、リ・イマジネーションする。(カットアップ・リミックスする)

2,昭和モダニズム的プロの建築的文脈ではない、ポップ(サブ)カルチャー的文脈によるコンセプト(ストーリー)構築。

3,”プロの技”がさえるほど良い作品であるという大前提的価値をフラット化し、リノベーション文化の根幹的特徴である”素人の技”を意図して取り入れ、表現する。

このように、昭和モダニズムが積み上げてきた文化を、根本的な部分でリ・イマジネーションした作品コンセプトとなっています。
昭和モダニズムの建築概念から次の時代を模索する作品として作ったつもりでしたが、当然ながら、プロには理解されず、一部のリノベーション文化の本質を理解されているみなさんに評価されるだけでした。

 

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■ ”外” 外国(アメリカ)で評価されたのはなぜでしょうか?

直接お聞きしていないのでわかりませんが、想像しながら考察してみましょう。(他分野の方のご意見もお聞きしたいところです。)

1,辺境文化ゆえの割り増し評価。オリエンタリズム、ジャポニズムの影響。

2,医学用語、美術用語、SF的表現によるコンセプト(ストーリー)構築に対する評価

3,クール・ジャパン(新ジャポニズム(?))などの影響

4,ただ単に見たままの、時代様式を並列させた空間の造形的おもしろさ、目新しさ、を評価。

など。想像できる要点は上記の4点です。ほかにもあるかもしれませんね。私が一番知りたいのは、世界の本流文化である欧米人が、日本文化(辺境文化)を本音でどうみているのか?です。

“内”より”外”の方が理解者は多いとは感じていましたが、リノベーション文化が基盤文化である欧米において、当然、同様のコンセプトの作品が既にあると容易に想像できる私の作品が、審査員に高評価されるとは思いませんでした。彼らは果たして何をみて何を評価したのでしょうか?これは大変おもしろい推察、想像ゲームです。
“外”の審査員のみなさんは、何をみて何を評価したのか、みなさんも想像してみてはいかがでしょうか?

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■ 上記デザインのポイント3点についての説明

 

1,大衆文化をメインアイテムとして利用(=サンプリング)し、リ・イマジネーションする。(カットアップ・リミックスする)

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この写真のように、当時、どこででも見られた何の変哲もない、「障子、地袋、天井」=大衆デザインを、メインアイテムとして利用しています。
“移植”とは、カットアップ・リミックスすることといっても良いです。

 

2,ポップ(サブ)カルチャー的文脈によるコンセプト(ストーリー)

“The Times Transplantation Building / 時代移植” コンセプト

取り残された、ある時代の価値喪失空間。
その一部を切開、切除し、そこに異なる”時代”を移植し縫合する。
“血管”ともいえる「給水管・排水管・ガス管」、”神経”ともいえる「電線」、”臓器”ともいえる給湯器等の「住設機器」、傷んだこれらのものを”切除”し、新しい部材を”移植”、ライフラインを更新する。
それは、まるで、”外科手術”のようである。

時代から取り残された1967年空間。
皮膚のように表層を構成する内装の一部を切開し、切除する。
開いた扉から、新鮮な空気が入り込むように、2012年の世界が1967年の世界に入り込み移植される。
それは、まるで、”成形外科手術”のようである。

異なる時代の価値の並列による”デザインリミックス効果”により、価値が喪失したように見えていた1967年空間が、逆転、新しい”物語=価値”が生み出される。
1967年の世界と2012年の世界、異なる時代・デザイン・価値が並列する、”時代様式並列空間”の誕生である。

 

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このような言葉・用語・ストーリーは、建築のコンセプトとして、あまり利用されてきませんでした。
マンガ・アニメ・映画・テレビ文化ではよく見られる表現ですね。

 

3,”プロの技”がさえるほど良い作品であるという大前提的価値をフラット化し、リノベーション文化の根幹的特徴である”素人の技”を意図して取り入れ、表現する。

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ここに見られるディティールは、実は、プロの仕事としてはあまりよろしくありません。
リノベーション文化は、個人の感性に立脚した、”粗削りの素材感”や”単に取り付けただけの納まり”が特徴的な文化です。
DIYとの親和性が高い文化なのです。
“どちらが上”ではなく(=フラット化)、どのレベルの納まりを選ぶのか?という文化的特徴を表現しています。

 

*この文章を英訳してくれるボランティア募集
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↓ 他のコラムも御覧ください

http://www.nano-architects.com/column/

 

■ 直方市-F 邸 新築工事-工事工程10 (完成)

4月 14th, 2014

■ 福岡県直方市に建つ、木造2階建住宅「F邸」 ― 完成

混乱を極めた消費税5%期限であった年度末の建築業界でしたが、引越し前に工事が完了し、先週末、新居への引っ越が無事終わりました。

 

 

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■  The urbanship in Nogata

福岡県直方市。遠賀川のすぐ横、時代から取り残された昭和の建物が残る淋しげな町並み。果たしてこの街はどこへ向かってゆくのだろうか?
修繕されることなく風化していく建物群は、まるで係留されたまま忘れ去られた船のように、新しい”主”を辛抱強く待っているようです。

ここに新しい住まいが完成しました。細長い敷地は、過去の土地割そのままを継承しています。2枚の壁を覆う切妻屋根のシルエットは、伝統的な長屋の”カタチ”を継承しています。居住空間は長屋のように、2枚の壁に挟まれた”間”につくられています。過去の残像を面影として継承し、今の時代のライフスタイルを融合した住宅の完成です。

時代に翻弄される「町並み」に係留される「住宅」という名の船。さらに混迷を深めていくことであろうこれからの時代、家族を荒波から守り、目標地点に向かい導いてゆく・・・それがこの住宅です。

 

■ 福岡県直方市  :  F邸新築工事

工事工程10 (完成)
工事工程09 (足場解体)

工事工程08 (足場解体前)

工事工程07 (内装工事)

工事工程06 (外壁工事)

工事工程05 (大工工事・設備工事)

工事工程04 (大工工事・設備工事)

工事工程03 (大工工事)

工事工程02 (上棟)

工事工程01 (基礎工事)
工事工程00 (地鎮祭)
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現場敷地02 (解体工事)
現場敷地01 (現状)

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“The Urbanship in Nogata”

F邸新築工事 : コラボレーションプログラム
nano Architects x es design <プロジェクトコーディネイト、土地媒介、融資補助等>

この住宅プロジェクトは、コラボレーターである 「es design 」 さんとのコラボプロジェクトです。
お施主様に安心して、よりよい住環境を提供させていただくために、土地探しから、資金計画、融資関連、設計・監理、施工業者選定、アフターケアまで、プロジェクト全体のお手伝いを可能にする「コラボレーション」という形態で仕事をさせていただいております。

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■ 直方市-F 邸 新築工事-住宅完成見学会

4月 4th, 2014

明日、5日と6日、住宅完成見学会を開催させていただきます。

ご参加ご希望の方は、メールにて、お名前、参加希望日時、参加人数等
をご連絡ください。

mail@nano-architects.com

 

■ 日時
4月5日(土)11時~17時
4月6日(日)11時~17時

■ 勝手ながら以下の点、ご注意お願い致します。
・小さいお子さんのご来場はご遠慮お願いいたします。
・仕上げ等、直にお手に触るのはご遠慮お願い致します。
・天災によりキッチン納入が遅れ設置されておりません。

■ 用途:専用住宅
構造:木造在来工法2階建
コーディネイト:es design / 株式会社 エス・デザイン
設計:nano Architects / 信濃設計研究所
施工:西部ガスリビング株式会社 http://www.sg-living.co.jp/
着工:2013年11月25日

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“The Urbanship in Nogata”

F邸新築工事 : コラボレーションプログラム
nano Architects x es design <プロジェクトコーディネイト、土地媒介、融資補助等>

この住宅プロジェクトは、コラボレーターである 「es design 」 さんとのコラボプロジェクトです。
お施主様に安心して、よりよい住環境を提供させていただくために、土地探しから、資金計画、融資関連、設計・監理、施工業者選定、アフターケアまで、プロジェクト全体のお手伝いを可能にする「コラボレーション」という形態で仕事をさせていただいております。

 

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