キッチンメーカー

4月 28th, 2011

■ キッチンメーカーの「リブレ株式会社」さんが福岡事務所にお見えになりました。


↑ 特注キッチンの実例集

今回は特注キッチンの実例集をお持ちいただき、それぞれの特徴をご説明いただきました。

キッチンはカウンター素材、シンク形状、IHコンロ、食器洗浄器、フード、収納扉、引出・・・
様々な組み合わせで出来ています。
キッチンは個人的に使用するものですから、自分のスタイルが確立している方は特注が良いでしょう。
理想のキッチンをつくることができます。

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人気のない間取りは2K、全宅連が1人暮らしで調査

4月 28th, 2011

■賃貸住宅について、注目すべき記事を見つけました。

住宅新報 4月27日(水)18時4分配信
全国宅地建物取引業協会連合会(全宅連、伊藤博会長)がこのほどまとめた「1人暮らしに関する意識調査」によると、1人暮らしの希望の部屋タイプのトップは1LDKで35.2%の支持を集めた。最も人気がなかったのは2Kで、支持率は全体の1.9%にとどまった。ワンルームは8.7%で4位だ。2位は31.2%の1DK、3位は11.9%の1K。

月額家賃の希望額については4万~5万円が25.9%、5万~6万円が23.2%でほぼ二分する形となった。これに続いて、16.5%に上った4万円以下と、17.7%の6万~7万円もほぼ二分された。

この調査は、2月21日から3月28日にかけて国内全域を対象にインターネットで1人暮らしについてアンケートを行ったもの。学生、主婦、社会人などから寄せられた有効回答数1291件を集計した。

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築年数が過ぎた経年物件で2Kの部屋がある賃貸物件の場合、広さはあるので、1LDKにリノベーションすると、グッと人気が高まる可能性が出てきます。
私がデザインさせていただきました「山王マンション」「新高砂マンション」でも、その効果は確認できています。

山王マンション 603 / 402号室 リノベーション
新高砂マンション 206 / 201 / 403 / 703号室 リノベーション

福岡国際会議場

4月 25th, 2011

4月23日(土)、24日(日)、ASJ 博多スタジオ 第4回建築家展に参加させていただきました。

会場は、福岡国際会議場4階の中会議室です。


↑ 海岸側のロビー吹抜 - 彫刻のような窓でした


↑ 福岡国際会議場外観


↑ 大博通り - 博多駅前から真っ直ぐ伸びた大通り
写真の奥に今年完成した博多駅があります

2日間に渡り開催された建築展でしたが、ご来場のお客さん、建築家のみなさんやスタッフのかたと
交流できました。
チラシを見て来ていただいた旧知の方に数年ぶりにお会いできたり、
行きつけの飲み屋で知り合った方が遊びに来ていただいたりと
楽しい2日間でした。

アーキテクツ・スタジオ・ジャパン株式会社:http://www.asj-net.com/

ASJ 博多スタジオ 第4回建築家展

4月 24th, 2011

4月23日(土)、24日(日)、ASJ 博多スタジオ 第4回建築家展に参加させていただきました。

会場は、福岡国際会議場4階の中会議室です。

←会場前の設営時

←設営後のブース

アーキテクツ・スタジオ・ジャパン株式会社:http://www.asj-net.com/

コーポラティブヴィレッジ春日原南町-8街区-01:設計開始

4月 18th, 2011

■ コーポラティブヴィレッジ春日原南町Ⅷ街区の設計が始まりました。

コーポラティブ方式の戸建て住宅群の開発プロジェクト:「コーポラティブヴィレッジ春日原南町」は
2006年より始まりました。

Ⅰ街区 6戸
Ⅱ街区 3戸
Ⅲ街区 2戸
Ⅳ街区 3戸
Ⅴ街区 3戸
Ⅵ街区 4戸
Ⅶ街区 4戸

現時点で合計25戸が春日原南町に完成しています。
私の事務所では、この25戸のうち10戸を設計させていただきました。

今回のⅧ敷地は、全部で7戸の住戸が建てられます。
今までの街区では6戸が最大の住戸数でしたので、今回の街区はプロジェクト中最も多い7住戸が建つ街区となります。
私はそのうち3戸を設計させていただくことになりました。

昨日、お客様とスタッフ一同が集まり総会が開かれ、設計が開始されました。
設計に半年、建設に半年、1年間の工程となります。

 
>>完成までのストーリー
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> 15 – 解散総会 -2012年03月30日
> 14 – 外構工事 -2012年03月
> 13 – プラン発表会 -2012年01月
> 12 – 外壁+大工工事終了 -2012年01月
> 11 – 外壁 -2011年12月
> 10 – 窓 -2011年12月
> 09 – 中間検査 -2011年11月
> 08 – もちまき -2011年11月
> 07 – 上棟 -2011年11月
> 06 – 土工事+基礎工事 -2011年10月
> 05 – 地鎮祭 -2011年9月
> 04 – 敷地 -2011年6月
> 03 – 設計:概算見積前プラン -2011年6月
> 02 – 設計:ラフプラン -2011年5月
> 01 – 設計開始 -2011年4月
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「コーポラティブヴィレッジ春日原南町Ⅷ街区」
福岡県春日市春日原南町
全7戸中、3戸設計

プロジェクトメンバー
コーディネート:(株)エス・コンセプト
土地媒介:九電不動産(株)
全体計画:(株)建築デザイン工房 谷口遵
住戸設計:信濃設計研究所 信濃康博、その他3名
施工:(株)斉藤工務店

 

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「ストック時代」とは「ソフトデザイン時代」である

3月 28th, 2011

■ NPO法人福岡ビルストック研究会4周年記念&リノベーションミュージアム冷泉荘2周年記念にあたり市民フォーラムが行われました。

5名の方々が20分から30分ほど、それぞれの分野のお話をされました。
私は、以前から考えていた「ビルストック時代」について、勉強したことを発表しました。

■ 「ストック時代」とは「ソフトデザイン時代」である - ラフスケッチ

01.現在、日本は時代の大転換期である。
02.欲望の有限性が判明、「成長社会」から「脱成長社会」を覚悟しなければならない。
03.『「コンクリート」から「人」へ』とは、つまり、「ハードデザイン優位社会」から「ソフトデザイン優位社会」になったということ。
04.90年代中頃より、社会が変わり、新しい若者たち、「ニュータイプ」が出てくる。
05.大衆文化の波が、文化全体を飲み込み始め「フラット化」、文化的ヒエラルキーの崩壊。
06.「会社(仕事)中心社会」から「生活中心社会」へ。
07.「立身出世」重視から「ワーク・ライフ・バランス」重視志向へ。
08.多様性・流動化に惑わされない「自立した個の確立」が求められる。
09.第1の場所「住居」、第2の場所「職場」の他に、「自分」を保持できる場所「第3の居場所」が求められる。
10.単純なモデル設定による複雑なソフトインフラから「多様化・流動化に対応した単純・簡素なソフトインフラ」が必要。
11.今後30年、少子高齢化社会を乗り切るには「新コミュニティ」の創設が重要。
12.多くの分野で昭和の遺産を活用していく「ストック時代」を迎えている。
13.「ストック時代」とは、「人的」「知的」「技術的」「土木・建築・インフラ的」・・・を活用していく時代。
14.「ストック時代」とは「ソフトデザイン時代」である。

私が学校にいた頃、90年代前半はバブルの終盤でした。あの頃学校で学ぶのはハードデザインばかりでした。
建築ではポストモダン全盛期。ポストモダンが実感できなかったあの時代を今振り返ると、ポストモダンはバブルという
ハードデザイン優位社会の表現だったのではないかと思っています。
今世紀に入り、だんだん時代の変化を感し始めました。
それは、新しい感覚を持った若い者たちが出てきたことです。
彼らは繊細なる空気な感覚を共有しています。新しい感覚が社会の価値、生活を大変革していっています。
社会のソフトインフラ変更が変革の速さについていけず、宙ぶらりんの若者がどんどん増えていっています。
少子高齢化時代に国力を維持していくには昭和の遺産をいかに活用していくのか、つまり、ソフトデザインが必要です。
ソフトデザイン優位社会になった今、新しい感覚を活かした様々な方向転換が必要なようです。

NPO法人福岡ビルストック研究会4周年記念&リノベーションミュージアム冷泉荘2周年記念 市民フォーラム

3月 6th, 2011

■ NPO法人福岡ビルストック研究会4周年記念&リノベーションミュージアム冷泉荘2周年記念にあたり
市民フォーラムが行われます。

↓ 詳しくはこちらまで
http://www.reizensou.com/event/billstock4_rmreozen2_forum/

■テーマ:「耐震補強を施した築52年冷泉荘の動きから福岡のビルストック活用を探る!」
■ 日時:2011年3月12日(土)13:30〜16:00
■ 会場:リノベーションミュージアム冷泉荘B棟1階 2コ1多目的スペース
■プログラム
・「冷泉荘の歩み」  福岡ビルストック研究会  吉原勝己理事長
・「耐震補強の今」  野口豊高建築士 [野口豊高建築構造設計]
・「ビルストックの現場」 福岡ビルストック研究会 北嵜剛司研究員  [(株)スペースRデザイン]
・「 『THE SHARE』 コミュニティ型シェアオフィス構想~これからのワークスタイル~」
福岡ビルストック研究会 下野弘樹研究員  [Synergy-Plus]
・「福岡STYLE  ビルストック活用の考え方」
福岡ビルストック研究会  信濃康博副理事[信濃設計研究所 一級建築士事務所]
・「福岡ビルストック研究会4年間のまとめ」
福岡ビルストック研究会   小柳光平副理事 [CPM 米国不動産経営管理士]

■ 入場料:500円 (学生無料)
■ 定員:30名ほど(満席になりましたら締め切らせて頂きます)
■ 主催:NPO法人 福岡ビルストック研究会

■お問い合せ
NPO法人 福岡ビルストック研究会
〒810-0041 福岡市中央区大名2-8-18  天神パークビル3F
TEL. 092-721-5501     FAX. 092-721-5690
mail : office@npo-fbs.com      HP : http://www.tenjinpark.com

「あきよし医院」-リノベーション工事Ⅲ-10-特別室リノベ04

3月 4th, 2011

■ あきよし医院リノベーション工事Ⅲ-特別室の工事も終盤です

■築30年を過ぎた建物は、現在のような断熱をしている建物は少ないです。
この建物も断熱をしていなかったため、外壁側の窓と壁には床に水がたまるほどの結露が発生していました。

そこで今回特別室のリノベを行うに伴い、外壁側の壁にウレタン吹付断熱を施工し、窓には内窓を取り付けました。
下の写真は、既存のアルミサッシの内側に内窓サッシを取り付けたところです。
外壁側にはウレタン吹付をしてボードを新たに張っていますので、内窓サッシを取り付けても壁の厚みがあるので
すっきりした納まりになっています。
色は、木製建具と同色のダークブラウンにしています。


↑ 既存アルミサッシの内側に新たに内窓用のアルミサッシを取り付けたところです。


↑ 既存アルミサッシは、3分割されたはめ殺し窓(FIX窓)でした。
その割に合わせて、真ん中がFIXで両側が引き戸になった内窓サッシを取り付けたところです。

■クリスタルカウンタ取り付け

特別室なので単なる洗面器ではなく、グレードの高い洗面カウンタである「クリスタルカウンタ」(TOTO)を取り付けました。
これはボウル一体型のカウンタなので、汚れやお手入れがしやすいものとなっています。
給湯施設がないので、小型の電気温水器(3L)を取り付けて、お湯も使えるようにしています。


↑ カウンタを支持するブラケット取り付け   ↑ ブラケットの上にカウンタを設置


↑ 設置完了。ボウル一体型のなのでスッキリしたデザインで、お手入れも楽です。
カウンタ上部の壁は水に強いメラミン化粧板を張っています。

■便器取り付け

特別室なので、トイレが設置されていましたが、大変狭いトイレでしたので、タンクレストイレにしました。
前便器の排水孔が手前にあり、そのまま普通の便器は取り付けることができない状態ですので、
リモデル用の便器を使っています。
給水用の配管なども考慮し、壁を少しふかしてタンクレストイレを設置しました。
これで、以前よりもだいぶ広いトイレとなりました。


 
>>完成までのストーリー
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>>11 – サイン完成
>>10 – 特別室リノベ04
>>09 – 特別室リノベ03
>>08 – 特別室リノベ02
>>07 – 特別室リノベ01
>>06 – サイン計画
>>05 – 照明計画
>>04 – 廊下壁塗装検討
>>03 – 上吊り引き戸検討-2
>>02 – 上吊り引き戸検討-1
>>01 – デザイン開始・概要

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内窓サッシ:「プラマードU」(YKKAP)
洗面カウンタ:「クリスタルカウンタ、ボウル一体型」(TOTO)+小型電気温水器「湯ポット」(TOTO)
便器:タンクレストイレ「ネオレストD1(フタなし)」(TOTO)
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「あきよし医院」リノベーションⅢ
場所:福岡県太宰府観世音寺
構造:RC造3階建て
築年数:約30年
工事:㈱マベック
デザイン:信濃設計研究所

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