11月 8th, 2009
■工事工程02 (ベースコンクリート打設~基礎工事完了)
↓ 10月2日 ベースコンクリート打設

コンクリートポンプ車の延びたホースから出てきたコンクリートを隙間無く埋めていきます。
コンクリートは人が施工するものですので、品質は、施工の段取りなどの適切な管理と、
職人さんの質によって決まります。
↓ シート養生

コンクリートの養生も重要です。
↓ 基礎立ち上がり型枠設置
+ホールダウン金物のアンカーボルト設置

アンカーボルトは、基礎に適切にしっかりと設置・定着していませんと所定の構造耐力がでません。
ホールダウン金物と筋交いの位置など、事前にしっかりと位置決めし間違いの無いようにアンカー
ボルトを設置します。
↓ 基礎立ち上がりコンクリート打設

やはり、隙間がないようにコンクリートを打設します。
また、このとき、アンカーボルトの位置がずれないように注意が必要です。
↓ 基礎立ち上がりコンクリート打設 完了+養生

↓ コンクリート打設状況

アジテータトラック(コンクリートミキサー車)(右)でコンクリートを運搬し
コンクリートポンプ車(左)でコンクリートを打設します。
↓ 基礎立ち上がり型枠撤去+玄関土間コン打設

基礎立ち上がり型枠を撤去しました。アンカーボルトが基礎から飛び出しています。
ここに土台が設置され基礎と土台がしっかりと接合されます。
↓ 10月14日 基礎工事完了

基礎工事が完了しました。いよいよ建て方が始まります。
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敷地:埼玉県桶川市 / 細長敷地
用途:住宅
構造:木造2階建
設計:nano Architects
施工:(株)タナベ建設 http://www.tanabe-c.co.jp/
着工:2009年9月17日
竣工予定:2010年1月
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10月 23rd, 2009
T邸の工事が進んでいます。
■工事工程01 (着工~基礎配筋工事)

↑ 草刈りも終わり、更地の状態

↑ 9月17日 地鎮祭 いよいよ工事が始まります

↑ 9月26日 設備配管の先行配管工事

↑ 遣方、根切

↑ 割栗地業、めつぶし、転圧閉め固め

↑ 9月29日 防湿フィルム設置

↑ ベース配筋工事

↑ 継ぎ手長さもチェック

↑ 10月1日 基礎配筋工事完了
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敷地:埼玉県桶川市 / 細長敷地
用途:住宅
構造:木造2階建
設計:nano Architects
施工:(株)タナベ建設 http://www.tanabe-c.co.jp/
着工:2009年9月17日
竣工予定:2010年1月
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10月 17th, 2009
■大分の建築を見学してきました。
□ 「大分県立図書館」
知の殿堂である図書館にふさわしい気品溢れる建築です。
移ろいゆく青空の中に毅然として配置された大きさの異なる正方形は、人間が造り上げた知の体系を表現しているようです。

↑ エントランスホール外観。 中に入ってみましょう。

↑ 立方体の天蓋は球面でした。隙間から射し込む光は、無機質なコンクリートを浸食、刻々と変化しています。
知の体系は自然と共にあることを教えてくれます。
トップライトのジグザグの梁が効果的に陰影を描いています。

↑↓エントランスホールの外観と内観。表裏一体となったデザインとなっています。

↑ コンクリートの型枠、型枠を支えるセパレータ、打ち継ぎ目地、ガラスブロック開口
全て正方形の相似形で構成。
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「大分県立図書館」
竣工―1995年
設計―磯崎新アトリエ
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□ 「アートプラザ」 (旧大分県立図書館)

↑ 旧県立図書館 アートプラザとして使い続けられています。
現在、既に日本はビルストック時代を迎えています。
「大規模改修+リノベーション」により建物をできるだけ使い続けることが求められます。

↑ 彫刻のような力強い柱。
シリンダー梁を支える、柱基、柱身、柱頭、均衡のとれたバランスが力強く美しい。
ディティールも見逃せません。

↑ スロープは想像以上に有用性があります。

時代を象徴する力強さ。エネルギー溢れる彫塑的構成。
新大分県立図書館と比較すると、時代の変遷が感じられ、興味深いです。
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「アートプラザ(旧大分県立図書館)」
竣工―1966年
設計―磯崎新アトリエ
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□ 中津市 「風の丘葬斎場」+「相原山首遺跡」
「風の丘葬斎場」は「相原山首遺跡」と一体となった施設でした。
太古の昔から死に関わる場所だったようです。


↑ コンクリートの柱とガラスの帯が織りなす影。
ガラスには木々が映り、影は透きとおる。不確かな存在。
それに対し、コンクリートの柱の影の濃さは、確かな存在を証明しているようです。

↑ 水盤に反射して延びる光線。水の動きで揺らめいています。
落日まぎわのみにあらわれる光の芸術。

↑ 多様な光が降り注ぐ空間。



象徴的な独立柱。コンクリートであるが繊細。
天窓により柱全てが光に包まれる。
アートプラザの柱とは対照的。同じ素材でも意味も表情もこれほど変わります。


↑ 古代の古墳群と現代の葬斎場が並立している。
古代から現代まで、時間と空間を連結させるランドスケープ。
この意味・役割は大きい。歴史と日常が融合する景観。


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「風の丘葬斎場」
竣工―1997年
設計―槇総合計画事務所
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10月 11th, 2009
■ 2009年9月17日地鎮祭が行われました。

↑ これから工事が始まります。

↑ 地縄張り。敷地に白く四角く見える線が地縄と呼ばれているものです。
これから建物を造るにあたり、敷地に対する建物の位置を決める為に行われます。

↑ 旧中山道沿いの細長敷地。左側の住宅はつい最近完成。奥に見えるのはお寺の林。
計画道路にかかっているので、新しい建物は、セットバックして建築されています。

↑ 旧中山道。雑然とした街並み。この街並みが数百キロ続いている。
移ろいやすい街並みは常に変化し続けている。

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敷地:埼玉県桶川市 / 細長敷地
用途:住宅
構造:木造2階建
設計:nano Architects
施工:(株)タナベ建設 http://www.tanabe-c.co.jp/
着工:2009年9月17日
竣工予定:2010年1月
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9月 19th, 2009
■ The urban ship in okegawa
埼玉県桶川市、旧中山道。桶川宿として歴史的な古民家もかろうじて残っている幹線道路。
時代の変遷に奔走され、日々移ろう街並み。様々な用途、様々な時代の建物が混在、雑然とした景色が連続する。
果たしてこの街はどこへ向かってゆくのだろうか?雑然と移ろう街並みは、土地に根ざした建築という概念を忘れさせ、個々の建物は、まるで海に浮かぶ船のように、時に時代という荒波にのみこまれ簡単に姿を消してしまう。
この街並みは、大地に頑強に定着しているはずの建築群が、まるで一時的に海上に係留されているだけの、危うさをともなう移動可能な乗り物のような錯覚に落ちいさせる。
目的地点不明、時代に翻弄される「都市」という海に浮かぶ「住宅」という名の船。さらに混迷を深めていくことであろうこれからの時代の中、家族を荒波から守り、目標地点に向かい導いてゆく船・・・それがこの住宅です。

最終案 時代の変遷に翻弄される「都市」に浮上する「住宅」という名の船

乗組員は「家族」 家族が織りなすハーモニーが推進力となる。

陽光、風向きを読み、時に取り入れ、時に遮断する。環境と共に航行。
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敷地:埼玉県桶川市 / 細長敷地
用途:住宅
構造:木造2階建
設計:nano Architects
施工:(株)タナベ建設 http://www.tanabe-c.co.jp/
着工:2009年9月17日
竣工予定:2010年1月
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9月 1st, 2009
■ 東京ビッグサイト 2009.8.29

↑ ゆりかもめでビッグサイトに到着

↑ 2016.東京オリンピック誘致をアピール

↑ 若い人たちがやけに多いと思ったら24時間テレビが行われていた
看板をケイタイで撮る若者たち。左奥にグッドデザインエキスポの看板がある。

↑ 受付

↑ 会場案内、分野が多岐にわたるため分類が大変難しい
主催者の苦悩が伺われる

↑ 広い会場 全てを見るには1日以上かかりそう
昨年と比べ大企業の展示が地味になっている。
日本の経済状況を実感。

↑ 一昨年グッドデザインをいただいたコーポラティブヴィレッジ春日原南町シリーズの
第3期・全4戸のプロジェクト。テーマは「群としての狭小住宅」
一次審査を通過しエキスポに展示、2次審査の結果を待つ。

↑ 先輩が熊本市「下通りアーケード」の設計者としてエキスポに参加していました。

↑ 果たしてグッドデザインのゆくえは・・・
翌日、2009.8.30、衆議院選挙がおこなわれ、政権交代が現実となった。
果たして民主党の描く日本のグランドデザインはグッドデザインなのでしょうか。
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■ グッドデザインエキスポ2009
生活領域 8-8 戸建住宅・集合住宅
応募作品名:群としての狭小住宅[フォーシーズンズヴィレッジ]
応募企業名:(株)エス・コンセプト+九電不動産(株)
ディレクター名:(有)建築デザイン工房 谷口遵
デザイナー名:信濃設計研究所 信濃康博+渋田建築計画事務所 渋田耕治
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8月 11th, 2009
■ T邸 – 設計終盤
設計も終盤に入ってきました。
最初の工事見積もりご呈示後、設計内容、デザイン等の内容と総予算の修正・検討・交渉を経て、ほぼご希望の工事金額とそれに伴う内容になりました。

敷地は、前面道路が旧中山道という交通量の多い幹線道路であるため、雑然とした雰囲気となっています。また、写真のように細長敷地となっているため間取りをどのように構成していくのかが課題でした。

道路に面する東面(短辺方向の壁面)は、1Fがピアノ教室、2Fが浴室、洗面・トイレスペースとなっています。
斜めに突き出た2枚の壁に挟まれた4Mちょっとの間口部分のデザインは大変頭を悩ませました。
いくつもの案を検討した結果、ほぼこの模型のようなデザインになりました。
壁面を植物で構成するようなデザインを考え、前面緑化するようなデザインも検討しましたが、メンテナンス等の問題があるため、より自由度の高い、緑化範囲も任意に変えられ、手入れもやりやすいデザインとしました。

右側の壁には小さな換気用の窓が付いているだけです。隣地には建物が間近に迫っており窓も大きいので、視線が合わないようにする、なるべく音漏れがないようにするなどの目的により最小限の開口にしています。
敷地:埼玉県桶川市 / 細長敷地
用途:住宅
構造:木造2階建
設計:nano Architects
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8月 3rd, 2009
■ お台場、実物大ガンダム視察

高さ18M 1/1

細部も忠実に実現しようとしている

今にも動き出しそうだ

目が光ったり、首が動いたりするが、手足は動かない

木の上にそびえるガンダム

空を飛べるのか
10Mを越えるモビルスーツが動き出すのは何年後になるのだろう。
果たして、どの国で、誰が、何のために実現させるのか。
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