■「Y邸:リノベーション工事」-工事工程02 > 解体02

8月 15th, 2015

■「Y邸:リノベーション工事」-工事工程02 > 解体02 <福岡市内>

築40年超えの木造2階建て木造住宅のリノベーション工事が始まっています。
ご両親のご自宅を、息子夫婦さまが引き継ぎ、お住いになる計画です。

◯解体工事が始まり、天井を壊してみると・・・大きな丸太の梁があらわれました!

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この梁があらわれた瞬間、それま考えてきたデザインを変更させていただくことにしました。
約40年間、天井裏で隠れてこの家を支え続けてきたこの梁を、主役にしようと思ったからです。

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はたしてどうなるのでしょう・・・

 

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工事工程06 (内装工事-2)
工事工程05 (内装工事)

工事工程04 (鉄骨梁補強)

工事工程03 (アルミサッシ交換01)

工事工程02 (解体02)

工事工程01 (解体01)

工事工程00 (設計中)
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「Y邸:リノベーション工事」<福岡市内>
施工:パナソニックホームエンジニアリング㈱
設計・監理: nano Architects / 信濃設計研究所

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■「Y邸:リノベーション工事」-工事工程01 > 解体01

8月 8th, 2015

Y邸リノベーション工事 – 工事工程01 > 解体

築40年超えの木造2階建て木造住宅のリノベーション設計が始まっています。
ご両親のご自宅を、息子夫婦さまが引き継ぎ、お住いになる計画です。

◯解体工事が始まりました。

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↑ 和室と応接室の間仕切り部分の柱が2本残っています。
この2本の柱のうち、右側の柱を抜き取ります!

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↑ 解体前の和室と奥の応接室。
◯和室がLDKに変わります。

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↑ 和室の床の間が全て取り払われました。
和室と応接室の間仕切り部分にあった柱が2本残っています。左側の柱は取り除きます。

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↑ 解体前の和室。左側に広縁があり、和室には大きな床の間。右側にも和室が続きます。

 

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工事工程06 (内装工事-2)
工事工程05 (内装工事)

工事工程04 (鉄骨梁補強)

工事工程03 (アルミサッシ交換01)

工事工程02 (解体02)

工事工程01 (解体01)

工事工程00 (設計中)
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「Y邸:リノベーション工事」<福岡市内>
施工:パナソニックホームエンジニアリング㈱
設計・監理: nano Architects / 信濃設計研究所

 

 

 

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■「Y邸:リノベーション工事」-工事工程00

7月 13th, 2015

Y邸リノベーション工事 – 工事工程00

築40年超えの木造2階建て木造住宅のリノベーション設計が始まっています。
ご両親のご自宅を、息子夫婦さまが引き継ぎ、お住いになる計画です。

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現況は
屋根:セメント瓦
外壁:ラスモルタル塗り
構造:木造在来工法

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間取りは
・座敷(畳敷き和風のリビング)
・応接室(洋室+ソファ)
・和室(明確な用途はなし)
・食堂(DK:一度リフォームしている)
・水回り(全てリフォーム済み)

という典型的な昭和住宅です。

特徴的なのは、外壁と内壁、共に「土壁」だということです。
当初は、壁の間に断熱材を入れ込もうとしていましたが、土壁がしっかりしていますのでそのまま残し、床下と天井部分の断熱をしっかりしていこうということになりました。

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親の代から引き継いだ、この思い出の詰まった住宅をリノベーションしていきます・・・

 

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工事工程06 (内装工事-2)
工事工程05 (内装工事)

工事工程04 (鉄骨梁補強)

工事工程03 (アルミサッシ交換01)

工事工程02 (解体02)

工事工程01 (解体01)

工事工程00 (設計中)
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「Y邸:リノベーション工事」<福岡市内>
施工:パナソニックホームエンジニアリング㈱
設計・監理: nano Architects / 信濃設計研究所

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■ 2015 Architizer A+Awards Special Mention / 表彰状がとどきました

6月 12th, 2015

■ 2015 Architizer A+Awards Special Mention Honoree

The Times Resuscitation Building has been selected as a Special Mention in the Architizer A+ Awards for the Typology Categories | Residential: Residential Interiors category.

昨年、山王マンション305リノベーション”時代移植”が、「アーキタイザー審査員賞|住宅インテリア部門」 を頂いたのに続き、
山王407リノベーション”時代蘇生”が、「アーキタイザーSpecial Mention(特別賞)|住宅インテリア部門」を受賞いたしました。

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↓ アーキタイザーの山王407リノベーション”時代移植” The Times Resuscitation Building 紹介ページ

http://architizer.com/projects/the-times-resuscitation-building/

 

■ 山王マンション407リノベーション”時代移植” The Times Resuscitation Building

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Special Mention Resources:特別賞について
http://awards.architizer.com/special-mention-resources/

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詳しくはこちらをご覧ください。

■ 山王マンション407リノベーション: 「時代蘇生」 - The Times Resuscitation Building

■   山王マンション305リノベーション: 「時代移植」 - The Times Transplantation Building
2015:第27回福岡県美しいまちづくり建築賞 / 福岡県建築住宅センター理事長賞 受賞作品
2014:The Architizer A+ Awards 2014 / 審査員賞 受賞作品 (住宅インテリア部門)
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「賃貸住宅フェア2015福岡」「DIY実践講座」で講演

5月 19th, 2015

■ 賃貸住宅業界最大級のイベント

「賃貸住宅フェア2015福岡」が、5月26日(火)、27日(水)に、マリンメッセ福岡で開催されます。
主催者イベントとして「DIY実践講座」があり、6人の方々が御講演されます。
その中で、私は、27日(水)12:50から、お話させていただくことになりました。

題目:「すでに始まっている DIY時代 〜DIYライフが生活を豊かにする」
5月27日(水)12:50-13:50
マリンメッセ福岡:セミナー会場4「DIY実践講座」

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「賃貸住宅フェア2015 in 福岡」

開催:2015年 5月26・27日(火水)
場所:マリンメッセ福岡

DIYリノベWEEKの主催団体「NPO法人福岡ビルトック研究会」に、70坪のスペースを提供頂き、NPO研究員で「“DIYリノベ” ストップ ザ 衰退消滅都市」の2日間セミナーをおこないます。
FUKUOKA DIYリノベ International Week 2014

並行して同会場でおこなう「DIY実践講座」は、山王マンションでみんなで創ってきた「軽トラモバイルハウス」を、明日分解して軽トラで会場まで運び込み。

本番当日は、朝からハウスを組み立て開始。それを使って来場者の皆さんと、家づくり & 部屋作りをDIYで楽しくおこなう「“DIYリノベ” 2日間耐久ワークショップ」をおこないます。

詳しくはこちらまで・・・
http://www.zenchin.com/fair2015_kaisai/fukuoka/event/#e02

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「第9回福岡県景観大会」

5月 8th, 2015

 

■ 今回の「第9回福岡県景観大会」における各賞の表彰式、実は人知れず大変感動しています。なぜなら、審査員のみなさまの”強い意思”が貫かれた結果であるということが、審査員の方々の短いコメントからでも充分に感じとることができた表彰式だったからです。

各賞の審査過程において激論が交わされ、大荒れ、大もめ、作品選考に難航した中で導き出された結果、”新しい意思”を貫き選定したようなのです。(*ただしこれは審査員の方々の殺気あふれる短い言葉の端々から私が推測したもので本当かどうかはわかりません)なぜそう思ったかといえば、そうでなければ私の作品が選ばれるわけがないからです(笑)(選外佳作作品をご覧になれば多くの方々が”そう”感じられるのは分かっております。)

■ 近代のはじめから昭和の終わり頃まで続いている世界を「α世界線」。1990年代中頃より可視化してきた世界を「β世界線」。虎視眈々と覇権を握ろうとしているグローバル化世界が「Γ世界線」。現在3つの世界線が入り混じり、激戦が交わされている・・・

「フラットで多様な価値が混在する底の抜けた世界」になってしまった今、世の中の各分野の「賞」すべてが昭和時代とは異なり、存在そのものが危ぶまれるほど意味が希薄なものになってしまいました。α世界線上に位置する昭和時代、輝かしい価値のあった「賞」ですが、今では、それ以上の価値は認められなくなり、単なる営業ツールの一つとしての意味しかない(時には「もない」)、などと揶揄されるほどになってしまいました。「フラットで多様な価値が混在する底の抜けた世界」=β世界線上に位置する今、はたして「賞」の意味とはなにか!身を持って危機感を感じておられる審査員のみなさまは、この問に正面から真剣に向き合い、”強い意思”をもってその答えを提示なさいました。

「第4回福岡県屋外広告景観賞」の講評において、議論に議論を重ねた結果「スターバックス太宰府店」と「むらた」は賞にならなかった旨の言説がありました。多くを語ってはいただけませんでしたが、言葉から発せられる殺気から、そこには”強い意志”があることが容易にわかります。これは昭和時代=α世界線上の価値基準では考えられないことです。文化はα世界線からβ世界線へ移行したのです。これからの標準となるβ世界線の世界観を未来に向けて作り上げてゆこうという”強い意思”が突き刺さる講評でした。(わたしはメッセージとしてそのように受け取りました。)

はたして、α、β、Γ、それぞれの世界観が入り混じった「フラットで多様な価値が混在する底の抜けた世界」を漂流していくなかで、どのような世界が待っているのでしょうか?そして、これから私達はどのような文化=世界観を作り上げていけばよいのでしょうか?

 

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こちらもご覧ください。

「リノベーションとなにか? : 2014」- 02
「リノベーションとなにか? : 2014」- 01
「DIY精神となにか? : 2014」- 01
昭和モダニズム”後”の世界

 

■ 昭和モダニズム”後”の世界

4月 22nd, 2015

 

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00. 近代デザインプロジェクトの目標がほぼ達成、その後の世界
01. モダンデザインの大衆化とライフスタイルの近代化
02. 過去の一様式となったモダニズム
03. 昭和モダンノスタルジー
04. 国民的社会的昭和的目的喪失社会
05. モダンヒエラルキー山脈崩落
06. 無造作に素材がばらまかれているなだらかな丘陵地
07. ニュータイプ
08. 感性力
09. サードプレイス
10. DIY
11. シミュレーショニズム
12. 自分基準の価値の創出
13. アップデートは可能なのか?

 

● 昭和モダニズム
ニュータイプの皆さんにとって、インターナショナルスタイルも、近代建築の五原則も、昭和モダンも、その否定から拡張・発展させたポストモダンも、ひとつなぎの”昭和”である。建築史が生きていた時代、建築が都市が主の時代、建築も都市も光輝いていた。建築が、都市が、実社会を、そして未来を先導していたモダニズムの精神が生きていた時代だったのだ。ということで、1世紀強の時代をまとめて”昭和モダニズム”とした。

● 建築のポストモダン
モダニズム精神にのっとった、初期理念である先鋭的純粋モダニズムを批判するモダニズム思想。”純粋”なモダニズムを批判的に乗り越え、さらに進歩、発展しようとする考え方。進歩と発展を旨としているということは、つまり、”ポスト”とは初期理念である”先鋭的純粋性”の定義批判の意味が強く、時代のポストではなかった。それは過去の時代を断ち切るために、先鋭的に純粋性をもとめたモダニズム<=インターナショナルスタイル>の定義批判という意味が強く、”ポスト”といえどもモダニズム精神が生き生きと息づいていた昭和モダニズムが延長、連続した時代であった。現に、建築界でポストモダニズム論争が終焉した後(平成)に、本当のポストモダニズム時代(社会)がやってきた。(間際らしいので、モダニズム”後”=アフターモダニズムという言葉を利用がいいのかな?)

 

九大箱崎キャンパス ワンダーマップ

4月 16th, 2015

 

■ 九大箱崎キャンパスを<ワンダー的視点>で街歩きしてみました。

「ワンダーマップ」と「ワンダー解説」にまとめておりますので、ご自由にお楽しみください。

■ JPEG版
九大箱崎ワンダーマップ1

九大箱崎ワンダーマップ2


■ PDF ファイル版
九大箱崎ワンダーマップ-150416
九大箱崎ワンダー解説-150416

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こちらもお楽しみください。
>> リ・イマジネーション時代のまち歩きの意義

概要

数年前からまち歩きに参加するようになったのですが、建築を見に行くことは多い私も、日常的な町並みのまち歩きとなると、何を見たらよいのかわからず、何のためにしているのか意義もあまり感じられず、カメラを片手にただ適当にぶらぶら歩いてるだけでした。この時代において、観光地ではない、歴史的建造物や有名建築でもない、日常的な町並みのまち歩きにどんな意味があるのでしょうか?それを考えてみました。
目次
01 ”何もない” から ”これがある”  文化への移行
02 リ・イマジネーション時代のまちづくりとは、”文化づくり”のことである
03 ”文化”の基礎を作る”感性力”
04 複数の方々が参加し、発表する意味 - 多様な視点の獲得
05 ”景観評価” から ”解釈評価” へ
06 地元の人しかわからない表や裏の物語、”背景物語二倍の法則”
07 主観的解釈評価による”まち歩き”による段階的”まちづくり”イメージ

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